buonitaliaのblog

新年明けましておめでとうございます。
昨日からウンブリアの緑の丘陵にもうっすら
雪化粧がされてます。ここ20年、雪の量は
かなり減りました。東京の方が多いくらい。
気温はマイナスでかなり寒いので、暖炉の火が
かかせません。



みなさん新オイルはもう召し上がりましたか?
今年度のオイルはここ10年で最も軽い味わいに
なりました。昨年の秋は天候不順のため、ハエが
卵をうみつける前に早く摘みました。 
そのため、緑の熟していないオリーブの割合が
多くなった次第です。



いつものパンチが効いたのが好みの方はあれれと
思ったかもしれません。風味付けや着色料、酸度の
科学的な調整をせず、自然の状態のままなので、
毎年味が変わるものだと思っていただければ幸いです。



軽いオリーブオイルは、魚介にも良く合います。
より繊細な味をお楽しみください。今年もどうぞ
よろしくお願い致します。



*今年度の当社のオリーブオイルの酸度は0.33%です。
(エキストラヴァージンオリーブオイルの規定は0.8%以下です)



 





もうすぐクリスマスですね。イタリアのクリスマスイブには
質素に魚料理を食べ、25日は肉料理です。



我が家ではターキーをよく食べていましたが、
モモ肉はいいとして、胸肉は固いのなんのって、
病院で出てきた時にはコンドルの肉かしらと冗談を
言っていたものです。



その固い胸肉を食べやすくするために、薄めにスライスして、
塩をふり、小麦粉をはたきます。そしてオリーブオイルたっぷりで
裏表ソテーし、最後にレモン汁を多めにかけて出来上がりです。
(日本では鶏の胸肉とゆずの搾り汁でも)



ここに良質のオリーブオイルを加熱調理に使う利点がひとつ。
オリーブオイルとレモン汁はかけるだけでソースになり、
パサつくどころかしっとりおいしい胸肉料理のできあがりです。
もちろん鶏の皮は取り除いて下さい。いかにおいしく
さっぱり食べるか、オリーブオイルで追求しています。



白いご飯に合うようなおかずにしたい場合、お醤油をちょっと
たらしてもレモン醤油風になります。
付け合わせは小松菜のくったりオイル炒めでございます。
安くておいしい胸肉のおすすめの食べ方です!



 





搾りたてのオリーブオイルが入荷しました!



とっても新鮮で香りゆたかです。ピリッと辛みが
効いていて、サラッとしています。
じゃがバターもおいしいですが、じゃがオイルもお勧めです。



2枚目は、レンズ豆とセロリ、ニンジンをオリーブオイルと
塩の味つけで煮ました。パスタと和えて、上から
オリーブオイルをかけて出来上がり。



ちょっともっさりしている豆を、オリーブオイルが
さっぱりシャキッとまとめてくれます。
ウンブリアならではの、地味だけど、滋味深い味わいです。



皆様搾りたての味をお楽しみください!



 





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