インゲンとナスのオイル漬けです。
畑でたくさん採れて食べきれなかった時に作ります。
保存食ってこれがないとどうしても困る保存食と、
余って仕方がないから作るものとありますが、これは
どっちかというと仕方がない方。
(そう考えると梅干しってすごいですね)
でもまああったらあったで良いものです。自分で
作った野菜ならなおさら愛情がわきます。
いんげんは白ワインビネガーと白ワインを1:1の
割合でさっと茹で、さらしなどで水分をぎゅーっと
搾り、白ワインビネガーとオイル1:4くらいで瓶詰にします。
ナスは薄く切って塩をふり、一晩おいて灰汁と水分を
出します。それをキッチンペーパーかさらしなどで
軽く押さえながら水分を拭き取ります。
(とにかく水分と空気があると傷みやすいので気をつけます。)
そしてきれいに並べて唐辛子をところどころに入れ、
やはり白ワインビネガーとオイル1:4くらいで瓶詰めにします。
4,5日置くと味がなじみます。日本とイタリアでは気候の
違いでどのくらい保存できるかわかりませんが、イタリアでは
一年でも大丈夫でした。今のところ作って2週間、問題なし。
塩やみそ、しょうゆなどの調味料に漬ける、酒粕や麹に漬ける、
乾かす、いろんな保存法がありますが、こちらはオイルのある国
ならでは。オイル漬けも保存食です。