buonitaliaのblog

暑い夏、毎日のように食べるのが、
オリーブオイルをかけたトマトです。



あんまり熟れてないトマトも、オリーブオイルを
かけただけでなんておいしく変身するのでしょう。
オリーブオイルは野菜のえぐみを食べやすくする
効果があります。



もっと緑色のトマトも、グリーンサラダの感覚で
食べます。青々とした香りを楽しみます。
真っ赤なトマトはソース用。
畑があると、野菜のいろんな段階を様々な料理で
工夫して食べられるのがいいですね。



また、トマトはイタリアではくし切りにはしません。
こうして厚めの輪切りにすることで、オイルとビネガーが
よく絡まります。



パンにトマトの汁とオリーブオイルが
よくしみて、さっぱりお茶漬け感覚です!



 





蒸し暑い日が続いています。東京の夏って感じです。



冷蔵庫の野菜室を開けると、モロッコインゲンがふた袋。
今日のお昼ご飯はこれにしよう。



ラタトゥーユと同じ要領で、モロッコインゲンを
オリーブオイルと塩でゆっくり煮ます。ミニトマト
3,4個を味付けに、むらさき玉ねぎ1個もプラス。
(普段玉ねぎは入れません)
ふたをしてゆっくり煮て、モロッコインゲンがくた~っと
したら出来上がりです。冷めても美味。



パンとチーズの組み合わせで食べました。イタリアの
献立は、野菜から組み立てて成り立つのが便利です。



 





ちょっと育って固くなったそら豆を頂きました。
皮をむくと黄色くなっていたので、
“ファーヴェ エ チコーリア”というプーリア州の
料理を作りました。
普通は乾燥ソラマメとキクニガナ(チコーリア)という
苦い野草で作ります。



そら豆は月桂樹の葉と塩と水だけで煮て、ピューレ状に
します。チコーリアがないのでカブの葉で代用。



にんにくと唐辛子を少量の水で煮たたせ、洗って適当な
大きさに切った葉と塩を入れ、ふたをして蒸し煮にします。
柔らかくなったら出来上がり。



お皿に盛って、オリーブオイルをかけてパンと一緒に
食べます。そら豆の味がほんとにおいしくて、出汁は
必要ありません。



こういう地味で素朴なイタリア料理は普段の食生活
に欠かせません。



 





 



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