buonitaliaのblog

大好きな坊ちゃんかぼちゃの季節が
やってきました。



初めて見た時かぼちゃが大きくなる前に
収穫したのかと思ったら、そういう種類とのこと。



ただ蒸して塩とオリーブオイルをかけただけなのに
こんなにおいしいなんて! かぼちゃの良しあしで
味が決まるので、いろいろ買って試してみました。



やはり減農薬とか有機栽培の方が味は濃いです。
オリーブオイルを使っていると素材の味が気になりだして、
結果としては材料探しに熱が入ります。



だし、しょうゆ、砂糖、みりん、酒などの組み合わせを
○:○:○で味を決める和食との違いで、味が決まらない、
ということがなくてその辺は楽で大胆です。



 





前回くし切りにしないと書いたトマト。
今回は、適度に熟れたトマトを楽しむ、
ざく切りの食べ方です。



トマト(大)3個を大き目のざく切りにします。
塩、ワインビネガー、オリーブオイル、オレガノが
味の決め手です。(もちろん一人分)



あとは茹で卵と皮をむいて半分に切ったにんにく、
あれば塩漬けケイパーを入れ、ざっくり和えるだけです。



この場合バルサミコ酢よりすっきり酸味が効いた
ワインビネガーの方がお勧めです。
食べ終わる頃、トマトから汁がたくさん出て、
ワインビネガーやオリーブオイルと合わさった
ソースがお皿いっぱいでていることに気付きます。



この汁がおいしくて、パンに浸して食べます。
汁にパンを浸して作るパンツァネッラという料理も
あるくらい、イタリアの人はこの汁に親しみを感じて
おります。



加熱でも生でも、野菜の汁を出さないようにひたすら
気をつける日本の野菜の食べ方とちょっと異なります。
野菜の水分とオリーブオイルは料理の大事な要素の
一つなのです。



 





 



暑い夏、毎日のように食べるのが、
オリーブオイルをかけたトマトです。



あんまり熟れてないトマトも、オリーブオイルを
かけただけでなんておいしく変身するのでしょう。
オリーブオイルは野菜のえぐみを食べやすくする
効果があります。



もっと緑色のトマトも、グリーンサラダの感覚で
食べます。青々とした香りを楽しみます。
真っ赤なトマトはソース用。
畑があると、野菜のいろんな段階を様々な料理で
工夫して食べられるのがいいですね。



また、トマトはイタリアではくし切りにはしません。
こうして厚めの輪切りにすることで、オイルとビネガーが
よく絡まります。



パンにトマトの汁とオリーブオイルが
よくしみて、さっぱりお茶漬け感覚です!



 





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