buonitaliaのblog

日本人はたんぱく質を48%卵から摂取しているという。かなりの量だ。イタリアに来て思ったのだが、イタリア人はあまり卵をたくさん食べないようにしている。週に2、3個というところか。

みんなコレステロールを気にしているのである。たんぱく質は、卵、肉、魚のほかにチーズで補っている。

チーズは脂肪分の多いものからリコッタチーズのように脂肪分が少ないものまで、数え切れないほどいろいろな種類がある。その中でもだいたいどこの家庭にもあるのがパルメザンチーズだろうか。

パルメザンチーズは赤ちゃんの頃から野菜スープにかけて食べるもので、栄養価は抜群である。

イタリア人とフランス人は皆それぞれ自分の国のチーズが一番と思っているが、友人のフランス人はパルメザンチーズは石鹸のような味がする、と言っていたので驚いた。世界中で好まれているチーズに対してなんてことを言うのだろうと思った。

私の夫に言わせると、フランスのチーズは数は多いがどれも似たり寄ったり、だそう。しかし先日その友人が、イタリアのチーズはどれも似ていて区別がつかないわ、と言っていたので吹きだしてしまった。



このところ蜂蜜の本を読んでいました。渡辺孝著『ハチミツの百科』は傑作でした。真珠書院から新書版で出ています。

蜂蜜を食べる習慣がなかったのですが、ローマの自然食品店で見つけた蜂蜜があまりにも美味しかったのがきっかけでした。作り手を探し、アブルッツォ州のアペニン山脈の麓で蜜蜂を飼っているカルロ・ピエトランジェリを訪ねました。採集してすぐに空輸した彼の蜂蜜が阿佐ヶ谷の店に並んでいます。新鮮で香り高く、雑味のない上品な甘さと滑らかさ、カルロが一本一本製造番号を付けて大切に出荷するのが頷けます。

アカシア、タイム、栗、オレンジ・・・、蜂蜜は採集されて新しいもの程美味しい。瓶詰めされて2週間後には阿佐ヶ谷の店に届いているのですが、それぞれの花の香が口の中に広がってその新鮮さがよくわかります。今年の夏は、オレンジの蜂蜜をお湯でといて、毎日飲んでいました。時々は栗の蜂蜜をそのまま舐めて、濃い緑茶と一緒におやつ代わりにも。

蜂蜜が毎日の生活に入ってきてから、蜂蜜のことを知りたくなり本を読み始めたと言う訳です。

なぜ一種類の花の蜜だけを採集できるのか、液状のものと固まっているものがあるのはなぜか、市場の商品にこれほど味に差があるのはなぜか、成分は何か、その他山のような「何故」が最初に書いた『ハチミツの百科』で解けてしまいました。専門家がレベルを下げることなく、しかも素人が読んでもよくわかるように書かれているのです。

14日に新物の栗、ラベンダー、タンポポが成田に着きました。まだ税関を通って出てこないのですが、でも後数日すれば店に届きます。本当に待ち遠しいものなのですよ。

お客様の好みはそれぞれで、このごろ好みと性格はどこか関連があるなぁなどといらぬことも考えています。アカシアのハチミツがお好きな方はこんな共通項が・・・。具体的な話はまたいずれ。

Nonna



今年の夏はオクラを栽培した。オクラはアフリカ産でイタリアではあまり知られていないが、繊維が多く、血液をきれいにするので脳梗塞や糖尿病に良いとされる。

知り合いのアルバニア人がアルバニアでも食べていたというので、日本から種を持ってきて植えてみたのだが、すごくよく育った。

日本ではおひたしにしたり、包丁でたたいてトロロのようにして食べる。それもおいしいが、アルバニアでの食べ方もおしえてもらった。

たまねぎとにんにくとオリーブオイルを弱火で炒め、オクラとトマトを入れて一時間ほど炒め煮にする。オクラが柔らかくトロっとしてたくさん食べることができる。

他にオクラを1cmくらいに切ってにんにくと豚挽き肉とを一緒に炒めても、おいしくてごはんのおかずになる。

イタリア人は野菜をよく炒めたり煮たりして柔らかくして大量に食べる。オクラも近所の人にあげたらわりと評判がよかった。

オクラは英語だそうで、イタリア語では[abelmosco]アーベルモスコというが、そんな言葉はきいたことがないとみんなに言われた。しかしちゃんと辞書にもでているのだ。

今日子



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