buonitaliaのblog








野菜のパスタをよく食べる。おいしいし、ダイエットにも良い。パスタはお米と違って腹持ちが良くないのですぐに消化して胃に重たくない。たくさんの野菜と一緒でお通じにもよい。

私がよく作るのは、ズッキーニやピーマン、トマト、たまねぎなど畑のあまった野菜を、一緒に弱火で一時間ほど炒める。アンチョビを2、3本入れるとよりおいしい。出来たらそれを全部ミキサーにかけてしまう。これでパスタソースの出来あがり。ラタトューユをミキサーにかけると思えばいいか。

こうすると野菜を沢山食べられるし、野菜嫌いの子供も喜んで食べてくれる。

他にもインゲンをたくさん蒸して、オリーブオイル、バジリコ、トマト、パルメザンチーズ、レモンの絞り汁と一緒にミキサーにかけるとほんとうにおいしいパスタのソースになる。

日本人は毎日おすしとすき焼きと天ぷらを食べていると思っているイタリア人は多いが、もちろんそんな食生活の人は滅多にいないだろう。

イタリアでも、レストランで食べる食事と家庭のものとはずいぶん違っている。毎食毎食パスタやピザを食べるのではなく、昼がパスタなら夜は野菜の炒め物とチーズかお肉、又はその反対などにする。

もともとイタリア料理はお金がかからなくてお腹が膨れるものをと、家庭料理から生まれたので、今の高級レストランで高級食材を使って作るものとは少し異なっている。

日本のように天ぷらのプロ、おすしのプロ、焼き鳥のプロ、など特殊な技術を要する料理は少ない。ピザ職人もいるけれど、家庭で作っても簡単においしくできるのだ。私が紹介する料理もそういった家庭料理のもので、むずかしいものではない。

今日子



 











今日は冬用の野菜の苗を買って来て植える。夏に植えたインゲン、トマト、ナス、ズッキーニなどの野菜も終わってしまったので、畑を全部掘り返す。耕すのは農家のおじさんに手伝ってもらう。機械で耕した方が効率もいいしきれいにできるので、昔の人は本当に大変だったなあと思う。

近所の農家で牛の糞をたくさん運んできてもらって土に混ぜこむ。こうすると土の栄養になって野菜もおいしくできる。肥やしに一番良いのは羊の糞だそうで、私はその時あまっているものをもらってくることにしている。羊や牛の糞は草の匂いがして別に臭いともおもわない。

冬に植える野菜は、カリフラワー(白と黄緑)、ブロッコリ-、菜の花、カブ、ウイキョウ、紫キャベツ、キャベツ、などである。

日本の野菜も植えてみたけれど、うまくいくものは少ない。一番違うのは土だろう。一見肥えていなくてよくないようにみえるこの辺りの土は、トマトやナスなどにとっては逆に良く育つ良い土である。しかし日本の野菜にはあわないようだ。

以前大根と白菜と春菊を植えてなべをやろうとした。はりきって植えたら、全部違う時期にできて一緒に食べることができなかった。大根も白菜も小さくて形の悪いものしかできなかったが、春菊だけはどんどん育って足の踏み場もないほどだった。

今年の夏はものすごい猛暑で雨がほとんど降らなく、今でも地面がカラカラ。これから秋にかけて沢山雨が降ってほしいと願う、農民の気分になっている。

今日子



 




産みたての卵をご近所からたくさんいただいた。鶏は卵を産む時期が多い時とそうでない時がある。今は比較的多い方で、一番たくさん産むのはパスクワ(復活祭)のある3月から4月にかけてである。

それできっとパスクワの料理は卵をふんだんに使ったものが多いのであろう。

卵が沢山ある時に私が作るのは、手打ちパスタ。手打ちパスタは大変なように思われるかもしれないが、うどんのように長く寝かせたり時間がかからないので、そんなに気負わなくてもできる(量が多くなるともちろん大変だけれど、3人分くらいなら楽である)。

卵3つと小麦粉300gを手でこねて、20~30分冷蔵庫で寝かす。そのあとめん棒でのばして包丁で好きな太さに切っていく。この作業は30分もあればできるし、麺はうどんのように硬くないので伸ばすのも簡単だ。

切った麺を2、3時間そのまま置いておくと乾く。少し乾かさないとゆでた時ヌタッとして膨張しすぎる。あとはトマトやらきのこやら好きなソースを作ってあえれば出来上がり。

昔のイタリア女性はこれを毎日のように作っていて、今売っている乾燥パスタができたのは、手打ちパスタの後のことである。

ウンブリアには卵を入れないで水と小麦粉だけで作る手打ちパスタがあり、これが讃岐うどんにそっくりである。一度かつおと昆布のだしで食べてみたけど、どうしてもうどんが食べたくなった時にはなかなかいいかもしれない。

今日子



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