buonitaliaのblog

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ハリラスープです。
私の暮らしていたウンブリアの農村には意外なことに
20か国ぐらいの様々な国の人が暮らしています。息子の
幼馴染のサラくんのところでモロッコのスープを教えてもらい
ました。そういえばフランスの友人もモロッコ料理好きで、
クスクスなどもよく食べます。

今日は肉を入れず、ひよこ豆とレンズ豆を使います。
ひよこ豆のゆで汁を一緒に使うと、豆の風味豊かな
スープに。(肉を入れる場合牛肉か羊肉)

ひよこ豆は別の日に水でもどして煮ておくと冷蔵庫で
何日も保存可能で便利です。

紫玉ねぎをたっぷりのオリーブオイルで炒め、セロリ、
パセリの葉を刻み、ターメリック、パプリカパウダーと一緒に
炒めます。ショウガはパウダーを使うことも多いけど、日本だと
生のショウガの方が家にあるかしら。刻まず丸ごと入れると
主張しすぎません。

生のトマト3個を皮を剥いてピューレ状にし、トマトペースト、
煮たひよこ豆、洗ったレンズ豆を入れ、豆が柔らかくなるまで
コトコト1時間ほど煮ます。そこに水で溶いた小麦粉を入れ、
塩で味付けし、またしばらく煮たら出来上がり。最後にレモン汁を
少々入れます。

スープのとろみは後で水を足して、調整できるので、水の量を
ヒタヒタくらいにして、最後の方で決めるとよいと思います。

たくさん作って、食べる分だけ小鍋に入れ、極細スパゲッティを
細かく折って一緒に煮たり、米を入れて煮込んだりして、変化を
楽しみます。(米やパスタを煮て保存するとあまり日持ちしません)

じっくりゆっくり煮込んだ具沢山スープ、ふつふつと煮ている時から
幸せな気分になり、食べると温まってホッとします。


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皆さまお正月はゆっくりされましたか?
私は今年おせち料理を作らず、餅だけついて
お雑煮ばかり食べておりました。お雑煮は消化に
よくてありがたいです。

ウンブリアでは寒い冬に肉の入ったどっしりタイプの
トマトソースをよく作ります。夏は生のトマトを使って
あっさりさわやかなソースを楽しみ、冬の間は瓶詰トマトに
肉を入れたり香草たっぷりにして深い味わいを楽しみます。

今日は豚肩ロース500gと鶏むね肉1枚を一緒に
煮込みました。これにサルシッチャが入ったり
牛肉や羊肉など一緒くたに煮込むのが豪快です。

豚肩ロースは脂身をだいぶ除き、鶏むね肉は皮なし。
あと肉を最初に炒めずに、そのままトマトソースに
放り込むのも特徴です。
こうするとソースがギトギトせず、胃もたれしません。
イタリア料理のうま味を残してあっさり食べる工夫は
家庭料理と甘く見るなかれ、実に洗練されているなあと思います。
油分は主にオリーブオイルでいいやみたいな。

それでも肉の脂肪分が結構出て、煮込んだ次の日に
冷たくなって表面に脂肪が固まっているので、それも
除くと、ソースが深い味わいなのに脂っぽくならなくて
食べやすいです。

最近年齢のせいか鶏もも肉も脂っこく感じます。
自分も含め、まわりで各年代の人が「最近年で!」を連呼
していて、日々前進。

3時間ほど煮込んでお肉はホロホロと崩れるほど柔らかくなります。
ソースがあるのでむね肉がパサパサしても構いません。
おいしいソースは、手打ちパスタを茹でてたっぷり
パルメザンチーズと和え、一品で二品分を満喫します!

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今年もあとわずか。コロナで大変な一年でした。
航空便が減ったため、運賃は1.5倍から2倍。
なんとしても値上げせずに頑張りたいです。

今年はブオーノイタリア20周年。始めて何年かして、
「いや~よくがんばりましたね。1年でつぶれると噂
してました」と大手商社の方がにこにこしてやってきました。

母も私も輸入、商売ともにド素人。なんとかやってこられた
のは、このオリーブオイルを好きになって下さったお客様と
一生懸命オイルを搾って送ってくれるマッシモさんのおかげです。

なにしろイタリアは日本の常識がまったく通じません。
赤のフェラーリを注文したら黄色が届いたと憤慨する
日本人の話をきいたこともありました。そりゃあ
怒りますよね。

ところがマッシモさんは一緒に仕事をしたら、箱に
貼るガムテープが少しでもゆがんだりしわになるのが
嫌で仕方がなく、ピシッと細やかでその正確さに舌を
巻きました。期日も内容もいつもきちんと守ってくれます。
ありがたいことにはちみつのカルロさんもそういう方。

本日の写真:
聖人ロクスは伝染病患者を看病しながら旅をしたことから
伝染病の守護聖人と言われます。自身もペストに倒れたところ、
犬が毎日パンを運んで食べさせたそう。今日はそんな
イメージでパンを焼いてみました。オリーブの木は平和の
象徴です。

早くコロナが収まるよう願っています。今年も
ありがとうございました。来年もどうぞよろしく
お願い致します。

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