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時々作るアルバニアのパイ。小麦粉と
オリーブオイル、打ち粉に片栗粉を使って
パリパリサクサクの軽い生地ができます。
バターのパイ生地よりあっさりしています。

教えてくれたのは、アルバニアの友人。

彼女は30年近く前にセメントを積んだ船で
難民としてイタリアに来ました。
食べ物がなくて国が若者を追い出そうとして
いたそう。一緒に乗った弟は、船が出発して
姉の無事を確認したら、海に飛び込み、泳いで
国に戻りました。今は祖国で立派に仕事を
しています。


友人は、気がついたらイタリアの病院のベッド
でした。その後ウンブリアの村で仕事を見つけ、
結婚して二人の子供も大きくなりました。
40歳を過ぎて猛勉強し、看護婦の資格をとり、
今年から大きな病院で働く忙しい毎日です。
50歳も近いはず。


下の子が私の息子と同じ年で、一緒に子育てを
しながらいろんなアルバニア料理を習いました。
イタリア料理と似ているところもあるけれど、
ヨーグルトをよく使ったり、ギリシャなど中東の
要素もよくあります。パイを作る時いつも彼女の
ことを考えます。


具はなんでもよくて、今日はブロッコリと
オリーブの実をぎっしり詰めて焼きました。
ブロッコリは指でつぶれるほど柔らかく蒸し、
オリーブオイルとアンチョビで軽く炒めます。
塩少々で味付けし、パルメザンチーズを上に
かけました。


具はカリフラワー、ほうれん草、レタスなど
なんでもOK。子供たちも楽しくおいしく食べ、
野菜を大量摂取していることに気がつかずに
育ちました。