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今日は日曜日。村の人々は大抵親戚や友人の家に

お昼を食べに行きます。

友人家族は結婚して25年、毎週日曜の昼は必ず

家族みんなで母親の家にご飯を食べに行くのを

続けていてすごいです。奥さんが(笑)。



私は久しぶりにイタリア式肉団子を作りました。

イタリアの肉団子は合挽き肉または牛肉にイタリアン

パセリやタイムなど好きな香草とパルメザンチーズなどの

熟成チーズを入れます。玉ねぎの代わりに潰した

ニンニクを少し、塩、胡椒で味つけます。パン粉と牛乳、

卵一個を入れて軽く混ぜます。



ヨーロッパの赤身肉には脂肪がほとんどありません。

その分肉の味が濃く、熟成チーズの旨味が効いていて

意外とあっさりしています。


オリーブオイルとニンニク、香草(バジル、セロリ、

人参などなんでも)、トマト、塩を入れて煮詰め、

ソースを先に作ります。

そこに丸めた肉団子を入れ、煮込んだら出来上がりです。

(ソースに入れる前に肉団子を揚げたり炒めたりしない

ほうがあっさりします)


日本で作るときは、牛ひき肉の脂肪分が多すぎて

ギトギトになってしまうので、豚ひき肉だけで

作ったりします。

全ての素材の味がわかっておいしいと好評でした。


昔浦沢直樹のなんかの漫画でイタリア人の料理人が

出てきて、パスタを作った人に、「全部の素材の味が

ちゃんとわかるのが良い料理だ」というようなことを

言っていました。

確かにイタリア人からそう言われることがよくあって、

彼らは食べた時に舌で素材の味を探していて、調味料の

組み合わせの比率を敏感に感じ取る日本人とは少し味

の感じ方が違うんだなあと思ったりします。