buonitaliaのblog

2018年03月

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来週は、友人にフランス語を教えてもらいます!
イタリア語とフランス語が飛び交う日常で、
フランス語が分かりたくて20年もウズウズ。
いつかやらねば時間だけが過ぎていく。


フランス人のマリーフランスとナポリ出身のオルガは
40歳前後年上。いつもどちらか3人の家で料理したり、
おしゃべりしたり、買い物に行ったり。
二人とも私のことをみんなに「私のお友達よ」と言って
くれて、年が離れていても友達なんだとうれしくなった。
いつも楽しくエレガントで、あんなふうに年をとりたいと
思ったものです。


二人とも数年前に亡くなって間に合わなかったけど、
やっぱりフランス語やってみよう。


ナスのコロッケとほうれん草のコロッケは3人で
よく作ったので、今回のレッスンの後にみんなで
食べるつもり。お酒にも合うし、野菜嫌いの人にも。
(ご飯のおかずには不向き)



ナスのコロッケ(8個分)

米ナス2個、パン1枚弱、卵黄半個、パルメザンチーズ
大さじ2、イタリアンパセリ適宜、こしょう、塩少々。
①ナスをオーブンで1時間ほど焼いて皮を除き、水分を
よく搾る。
②そこに材料を全部入れてよく混ぜる。
③丸めてパン粉をまぶしてオリーブオイルで揚げる。



ほうれん草のコロッケ(4個分)

ほうれん草 1束、グリュイエールチーズ少々、ナツメグ、
塩少々、ナスで残った卵液
① ほうれん草は洗って水を切り、鍋でそのまま10分程
加熱し、水分をよく搾って刻む。
②塩、ナツメグを入れて混ぜたら丸め、チーズを包んで
卵液に通す。
③パン粉をつけてナス同様に揚げる。

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毎日のご飯大変ですね~。朝はお弁当から始まって、
朝ごはん、店の賄い、夕飯の支度をしてから家を出ます。
毎週山のような野菜が届いて泥を落としてきれいに洗って
準備して、毎月丸鶏が4,5羽さばいてすぐ食べれるように
準備して。

ふと気付くともう味噌を仕込む季節だ。春と夏はジャムも作って
梅干し干して、5L缶や瓶もどんどん運びながら、
ええいもう何もしたくないぞ、と時々思います。昨日の夜も。


でも今朝起きたらああいいお天気。こんな日はケーキを
焼いてホッと一息。食べる準備でえらい疲れて、でも
心からホッとするのも家で作ったもの。
お茶を入れてしばしの休憩。


なんてことないケーキです。レモンの皮をたっぷりおろして、
オリーブオイルを入れて焼きます。オリーブオイルだと、消化に
負担がかからないので、食べた後も楽でございます。

南イタリアのたわわになったレモンとどこまでも続く
オリーブ畑。その昔トスカーナやウンブリアの貴族たちが
南イタリアに憧れて、サンルームでテラコッタの鉢に
レモンを植えて育てていました。今でもよく見かけます。
(写真は友人宅のサンルームと、フィレンツェのベッロ
ズグアルド)



分量は気の向くままに、スポンジケーキの要領で。
(20cmのシフォン型)

卵7個
小麦粉 300g
三温糖 300g
はちみつ 大さじ2
牛乳   大さじ3
オリーブオイル 大さじ2

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オリーブオイルは苦みを緩和して食べやすく
してくれます。灰汁抜きせずにたっぷりのオイルで
そのまま炒めましょう。


フライパンにオリーブオイル大さじ4,5杯入れ、
3等分くらいに切ったにんにく2かけを炒めます。

香りがでてきたら、4等分くらいに切ったふきのとう
240gをそのまま入れ、塩をして中火で15分~20分
じわじわ炒めます。(2人分)


リングイネかショートパスタを茹でて和えたら
出来上がりです。(にんにくは食べません)

春に苦みのある食材を食べるのは、ウンブリアでも
同じ。野生のアスパラガスをたくさん採ってきて、
同じ方法で調理してよく食べていました。

日本だったら、ふきのとう。余計なものは一切入れず、
ふきのとうとオリーブオイルの味を満喫しましょう!
カラフルな一品とは異なりますが、大人の味でほんとに
滋味深くおいしいです。

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ブロッコリのフリッタータです。ブロッコリは
イタリア原産の野菜で名前もイタリア語。
栄養価も高く、オリーブオイルとの相性も最高です。


まず柔らかく蒸して、オリーブオイルで炒めます。
生のタイムを一緒に炒めて、春らしい香りを
楽しみましょう。隠し味にアンチョビを入れると
おいしいです。


卵2個に塩少々と牛乳大さじ2杯を入れてよく混ぜ、
炒めたブロッコリに流しいれます。中火でゆっくり
焼いて表面の卵が流れでなくなってきたら、焼けた方を
下にして蓋に移し、そのままフライパンをかぶせて
くるっと上下を返します。両面焼けたらできあがり。


そのまま食べたり、しっかり焼いてお弁当の
サンドイッチの具にも重宝してます。


ブロッコリは柔らかく加熱すると、良い土壌で
作られているか特にはっきりわかる野菜の一つです。
おいしいのを見つけると、うれしくてそこのばかり
買っています。


柔らかくすると消化もよくなり、一人で一個ペロッと
食べています。硬いとモシャモシャして2房ぐらいで
疲れてくるので、時にはこんな食べ方もいかがでしょう。
食物繊維もたっぷりとれますよ~。


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牛のこま切れ肉をトマトで煮ました。なるべく
脂身の少ない部位にしましょう。

フライパンにオリーブオイルを入れてにんにく(刻まない)を
炒めます。香りが出てきたらにんにくを取り出し、皮をむいた
トマトを入れます。生のトマトがなければパッサータという
瓶詰の裏ごしトマトでもOK。真夏の熟したトマトがない時は、
両方一緒に使うことも多いです。



温めたオリーブオイルにトマトを入れると、ジャーッと
音がして周りに飛び散ります。この時にトマトの糖分が
オリーブオイルで加熱され、カラメルみたいな甘く香ばしい
匂いがします。こういう時は料理していて楽しいです。
飛び散ったのはさっさと拭き取りましょう。後で見ると
楽しくなくなるから。



トマトに塩、胡椒をして、乾燥のオレガノを入れ、中火で
水分を飛ばします。そこに牛肉を入れ、肉汁がトマトに
流れ出し、トマトソースとうまい具合になじんで
煮詰まってきたら出来上がりです。ブラックオリーブの実を
入れるのもおすすめです。オリーブオイルやその実には
肉や魚の臭みをとる働きもあるんですよ。
このお料理はご飯にも合います。



イタリアやフランスの肉料理を見ていると、肉に塩で下味を
しないことが多いです。肉の水分が抜けるからとか、肉の味
そのものを味わいたいからとか色々。肉質が異なるので
日本だとどうかしら。加熱の仕方や調理法は国によって
違うから面白いですね。いろんな国の人と一緒に料理すると、
いろんな意見があって、やっぱりその土地の気候や食材から
きているんだなあとしみじみ。

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