buonitaliaのblog

2018年10月

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立派なちりめんキャベツ。
今日は日曜日で、仲良しの人を
呼んでこのキャベツで餃子を作りました。
餃子はこちらではパスタ扱い(笑)

イタリアの小麦粉ではグルテンが
少なくてうまくいかないので、
アメリカの小麦粉を使った
マニトバという種類ので作ります。
日本でもイタリアでも
小麦粉には苦労します。

20年前初めてイタリアに来た時
マニトバはありませんでした。

シエナの大学でそれぞれの国の
料理持ち込みでパーティをした時
餃子を作ったら、イタリア人の先生が
一番喜んでいました。イタリア人には
粉もの料理として通じるものがあるのかも。
それ以来イタリアでもずっと作っています。
喜んでくれる人がいてよかったです!










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今日も良い天気です!
ラピュタみたいな街で買い物してきました。
外の城壁は5000年前にできたそう。

家の壁は60cmもあって、夜遅くにピアノを
弾いても外にほとんど聞こえません。
今はもうあまりこういう厚い壁の家を建てません。
だから古い家の壁を残したまま家を建て直したりします。

家のピアノももうそろそろ100歳くらい。古いものを
大切にして暮らしています。

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今日はタリアテッレを作りました。
イタリア小麦粉”00”で打つパスタは
手に馴染んで格別です。まさにこうあるべき、
というのができて大満足。

今日はいい天気で暑いくらいです。 

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急な用事でウンブリアにいます。
空気が綺麗です。少し雨が降り始めました。
犬のワンワンくんも元気です。



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今日のパンは、塩が入っていないパン。
サワードゥの種から作っているパンを頂きました。
うちのはちみつも少し入れたそうで、よく発酵した
そうです。


塩の入っていないパンは最初違和感がありますが、
慣れると粉の味をじっくり味わえます。
トスカーナ州とウンブリア州が塩なしパンを食べます。

塩は不思議なもので、入っていると当たり前過ぎて
意識しませんが、なければないでそれが普通になります。
日本の白いご飯も塩が入っていませんが、外国の人に
言うと驚きます。ほとんどの国でお米は塩を入れて
調理するからです。


そして塩の入っていないパンは生ハムなど塩漬け肉と
よく合います。白いご飯に塩鮭と同じ感覚です。
だから決して塩分を控えるためのパンではなく、
おいしいから、というのが大きな理由です。
他に、昔塩が貴重だったからなどいろいろな理由が
くっついてきますが、おいしくなかったら、人間だから
長くは続かないわけです。


今制作中の本は、データもしっかりあるけれど、
料理のおいしさや作ることの楽しさを伝えられたらな
と思います。
(「オリーブオイルのおいしい生活」と同じ
文藝春秋社から、来年出版予定です。みなさん
よろしく!)


塩っぽいものがある時は、必ず野菜や果物を食べて
摂取した塩分を排出してもらうことも忘れません。
生ハムとメロンは理にかなっているのです。
今日はネギとジャガイモを水で煮てミキサーに
かけたスープです。
パンおいしかった、ありがとう!

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