buonitaliaのblog

2019年05月

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チーズが日本でもっと身近な食品になればいいなと

思って始めたチーズ作り。

このチーズは約3ヶ月前に作ったチーズです。

前回青カビが表面をおおいすぎて邪魔だったので、

あの後2回柔らかめの歯ブラシでカビを落とし、塩水で

綺麗に洗ってから熟成を続けました。


少し塩味も加わって、タレッジョとよく似たタイプの

チーズに変わりました。これはすっごく美味しいです。

カビは熟成の段階で4種類くらいに変化していくそうで、

白、青、猫の毛と呼ばれる綿毛のようなグレー、赤など

いろんなカビがこの2ヶ月半で生えました。


前回のはジャージーノンホモ牛乳だったのでわずかに

黄色っぽい色の生地ができましたが、今回は普通の牛で

白っぽいです。どちらもクリーミー。

発酵の力に心から感動。冷蔵庫の野菜室でこれだけ

できたら満足です。あとは行き当たりばったりにならないよう

もっと勉強してみます。イタリア語ができてよかった。


20年以上前、勇気を出して話せないまま、知り合いもいない

イタリアに飛び込んでいってよかった。

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今回は、アーティチョークを使って
カルボナーラを作りました!


カルボナーラと言えばパンチェッタとか
グアンチャーレとかとにかく豚の干し肉
なんですが、アーティチョークはこれは
これでとってもよく合います。


生のアーティチョークはレモン汁で下処理を
して、オリーブオイルとニンニク1カケ、塩、
レモン汁少々でゆっくり炒めます。

ボールに卵1個と卵黄1個、パルメザンチーズ
20g、胡椒、塩少々を入れてよく混ぜます。


茹でたパスタをボールに入れて手早くかき混ぜ、
柔らかく炒めたアーティチョークもいれて
和えたらできあがりです!


アーティチョークは苦みがあります。そこに
オリーブオイルが合わさると、その苦みが旨味に
変化します。パンチェッタとはまた違う植物の
旨味が生まれるのです。トロリとした卵とチーズの
ソースによく絡んでとってもおいしいです。


余談ですが、日本はチーズが必要なお料理を
よく生クリームで代用しています。
自分でチーズを作ってみると3リットルの
牛乳で小さいチーズ2個しかできないので、
納得。1kgのチーズを作るのに、牛乳10Lって、
やっぱりすごい。そしてフランス人一人当たりの
チーズの年間消費量が27kgっていうのもすごい。

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今年もお世話になっている方から

アーティチョークを頂きました!

カルチョーフィ アッラ ジュディア。

ローマの丸ごと素揚げ料理を作りました。


ユダヤ人街のレストランGigettoの名物

料理です。近所だったので散歩がてら

よく食べに行ってました。単純だけど

侮れない美味しさです。


最近日本在住のイタリア人のお客様が

何人かいらして、皆合言葉のように

「シンプルなイタリア料理が一番!」と

盛り上がります。


アーティチョークは綺麗に下処理して

レモン汁をまわしかけ、最初弱火で15分

揚げます。柔らかくなったら一度取り出し、

冷めるまで待ちます。

冷めたら花びらを手で広げ、180度に熱した

油で揚げます。箸で押さえつけて花びらを

下にするのがコツです。

塩をふって出来上がりです。
 

外はパリパリ、中はやわらか~くて感激。

オリーブオイルとの相性も抜群。年に一度の

ご馳走です。


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さわやかな5月晴れのウンブリアです。

暖かくなってきて、ハリネズミが
ワンワンくんのご飯を食べにやってきました。

ワンワンくんは誰とでも仲良くなります。
ハリネズミのことはどう思っているのかしら???


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チーズができてきました!
(チーズの話ばかりですみません)
青カビと白カビで覆われています。


約3か月熟成しました。中はクリーミーで
青カビ特有のピッカンテと表現される、
わずかな刺激を感じます。

わーいわーい!びっくりです!


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