buonitaliaのblog

2019年07月

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じめじめした日が続いています。蒸し暑いのに
意外と体が冷えていて風邪を引く人もチラホラ。
温かいスープでホッと一息してみてはいかがでしょう。


ズッキーニ、ジャガイモ、セロリ、ニンジンで
とった野菜の出汁に、皮と種を除いたトマト4個、
紫玉ねぎを半分刻んで煮ました。野菜の出汁で違う
野菜を煮るとスープの味わいが増します。
たっぷり作ってリゾットなど他のお料理にも使い
まわしています。 たまに冷蔵庫の中がいろんな
だし汁だらけで具材がないなんておかしな事態に・・・。


ココットに材料を入れて蓋をし、オーブンの中で
1時間程ゆっくり煮ます。170度くらいです。
(もちろん火にかけてもOK)
スパゲッティを折って一緒に煮ると、パスタの
でんぷん質でスープの味に丸みがでます。


Cucina Povera(クチーナ ポヴェラ)と言って、
イタリアの貧しい料理の一つですが、貧しいなんて
言っている場合じゃありません。むしろこういう方が
好きなくらいです。


野菜は炒めずに加熱し、最後にオリーブオイルを
まわしかけています。炒めるより消化に良いので
体調を整えたい時にお勧めです。今日は卵も落とし
ました。

体がぽかぽかして、食べ終わる頃には暑い暑いと
汗をかくくらいです。

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久しぶりにクロスタータを焼きました。
ウンブリアの家の庭で採れたいちじくの
ジャムとくるみが入っています。
この組み合わせは美味しすぎて、ああ危険。
もう一つは今年お庭でなり過ぎた青梅を
いただいて作ったジャム。


ジャムをオーブンでゆっくり焼くと、水分が
飛んで濃い味になり、プヨッとしてシンプルな
生地ととてもよく合います。ジャムが余った
時にも都合よいです。


お年寄りから小さい子供までみんな大好き。
食べていると、ケーキって元はこういうもの
だよなあとしみじみします。


おはぎやぜんざいや普通のよいお饅頭を思い
浮かべて見てください。
決して茶道の和菓子のようなケーキではないけど、
初心に立ち返るってのもたまにはいいものです。

いつも日本とイタリアの味の好みのはざまで右往左往。


クロスタータ生地(22㎝と18㎝の型2個分)

薄力粉 250g
バター 75g
卵   1個
砂糖  100g
水   大匙1

作り方:

1.粉とバターをサクサクホロホロに
  なるよう切りながら混ぜる。
2.砂糖、全卵、水を入れて混ぜてあまり
  こねずにひとまとめにし、ラップをして
  冷蔵庫で1時間休ませる。
3.めん棒で伸ばしてジャムを敷き詰め、最後に
  生地の上に牛乳を刷毛で塗る。焼き目がサクッと
  します。卵黄の代わりに。
4.160度のオーブンで1時間ほど焼いて出来上がり。

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