buonitaliaのblog

2019年09月

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お豆が煮える安心感。
沸々と、上手に煮えました。


レンズ豆、水、セロリ、オリーブオイル、
塩、トマトピューレ


ウンブリアは、レンズ豆の産地でもあります。
カステッルッチョ ディ ノルチャのレンズ豆は
世界で最も高品質。標高約1450mの山で採れます。

オリーブオイルとの相性がよく、相互に引き立て
合います。夏でも20℃くらいで涼しく、冬は雪で
何も見えなくなるところです。

前に取材した時にお話しした方。ここは主に
じゃがいも、レンズ豆くらいしか育たない
ところだけど、レンズ豆の栄養価が非常に高くて
毎日食べて育ったよ。とのこと。

地味だけど、レンズ豆大好きです。

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くるみとパルメザンチーズのパスタです。
手打ちパスタは適当に切った幅広ショート。

くるみはすり鉢ですります。ほんのすこーしだけ
にんにくも一緒に。多すぎるとにんにく一色に
染まるため、1ミリか2ミリでOK。


パルメザンチーズとオリーブオイル、
イタリアンパセリかタイム、塩一つまみを
入れて混ぜます。
パスタを茹でてゆで汁少々と和えたら出来上がり。
好みで砕いたくるみを散らしてもアクセントに
なります。


幅広パスタは濃厚なソースがよく絡みます。
生クリームがなくてもクリーミーなところが
オリーブオイルの魅力のひとつ。


食物繊維も豊富でオリーブオイルもくるみも
血管や便秘にとても良いと言われています。
地味だけど簡単なので秋に時々作ります。


*手打ちパスタは薄力粉。伸ばしやすく
ゴムッぽい食感になりません。出来たら
木のまな板に置いて少しだけ乾かすとヌタ-ッと
せずおいしく茹で上がります。形もバラバラの方が
より良いです。


材料2人分:

パスタ
薄力粉170g、全卵1、卵黄1

くるみソース
くるみ(生、塩なし)一握り、にんにく(少量)、
パルメザンチーズ20~30g、オリーブオイル40ml、
塩少々、タイム適宜、胡椒お好みで

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リコッタチーズとブルーベリーのケーキを
焼きました。違うチーズを作ろうとして、
牛乳を弱火にかけたままうっかり忘れて
固まらず。急遽そのまま90℃まで加熱し、
リコッタチーズになりました。


イタリアのチーズケーキはリコッタをよく
使います。チーズを作って出たホエーを
もう一度加熱してできるので、脂肪分が
少なく淡泊な味わいです。(出がらしってことか)
リコッタはもう一度加熱した、という意味。


濃厚なチーズケーキもおいしいけど、ミルキーな
味わいが強く、あっさりやさしさあふれるチーズ
ケーキもよいものです。
ブルーベリーとの相性も抜群です!




材料:生地 全卵1、砂糖80g、菜種油80ml、小麦粉300g
      ベーキングパウダー小さじ1
   中身 全卵1、卵白2、リコッタ200g、砂糖40g
      ブルーベリー60g、ブルーベリーソース
     (ブルーベリー100g、コーンスターチ、水各大さじ1)
      小麦粉30g

作り方
 1.生地の材料をすべて混ぜ、ラップに包んで休ませる。
 2.リコッタ、全卵をよく混ぜ、ブルーベリーも混ぜる。
 3.卵白と砂糖をしっかり泡立て、2と混ぜ、ふるった
   小麦粉も入れ、さっくりと混ぜる。
 4. ケーキ型20cmにオーブンシートを敷き、生地を入れ、
   手でまんべんなく敷く。
 5.中身を入れ、ブルーベリーソースをかけ、180℃の
   オーブンで約1時間焼く。
   *ブルーベリーは夏に買ったのを冷凍してました。
    今の季節は洋ナシ+レモンでも。



うっかりしたのはテトリスで遊んでしまったから。バカバカ自分。

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イタリア出発前に試しに作ったチーズ、

帰国したら、何やら怪しげなものに変身して

いました。うわーやっちゃった。ついに危険な

ものを作ったかもしれない、と恐る恐るカビの

皮を剥いでみました。


するとこれは、この強烈な匂い、大好きな

ゴルゴンゾーラになってます。

うーん、偶然・・・・。

でもこれ、ちょっと食べ頃を過ぎて匂いが強い。

ローマのこだわりエノテカで熟成1年以上の

ゴルゴンゾーラを食べたことがあるけど、

口の中が痛いくらい強烈でした。


この偶然の代物は、食べられないことはないけど、

心地よくはないので、この菌を使ってゴルゴンゾーラの

スターターを作りました。ノンホモ牛乳コップ1杯に

小さじ2、3杯ゴルゴンちゃんを混ぜて常温で一晩置くと、

写真のようにスターターが出来上がります。


ノンホモ牛乳3リットルにスターター、ヨーグルト、

生クリーム、塩を入れて36度に加熱し、レンネットを入れます。

固まったら大きめに切って30分ほど置き、ホエーを

出します。なるべくカードを崩さないように水切りかごに

入れてホエーを一晩かけて出します。もうすでにゴルゴンゾーラの

香りが! 熟成前は甘い香りです。



さらにホエーを抜いてカビを生やし、2ヶ月ほど熟成させます。

チーズの青カビには血管の硬化を防ぐ、コレステロール値を下げる、

脂肪の吸収を抑えるなど様々な効果があります。
みなさん怖がらないでね。

さてどんなのができるかしら?


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帰国して1週間が経ちました。時差ボケも
治ってすっきりです!


ウンブリアでは、ナスのグリルをたくさん
食べていました。ナスは切って塩をして灰汁を
抜き、グリルでオイルを入れずに焼き、生のオイルと
ニンニク(刻まない)で和えます。

時々余裕のある時にナス壺を作ると便利です。

前から欲しかったスキレットを買ったので
ナスもフォカッチャもこれで焼きました。
オーブンがなくても大満足の仕上がりです。
チーズとナスを挟んで食べたら美味しいこと!


今回のイタリア滞在中、外食を一回もしませんでした。
行きたいところはあったのだけど、家で料理するのが
楽しくて、機会をを失いました。
家では今日みたいな料理を食べていて、外食しなければ
どうしても和食を食べたい!とあまりなりません。


これからも、イタリアのおうちご飯をご紹介して
いけるよう頑張りますので、皆様どうぞよろしく
お願いいたします!

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