2022年11月
カリフラワーのサクサクパイ







新物オリーブオイルはマルペンサ空港で待機中です。
なかなかコロナ以前の物流には戻らないようで、さらに
難しくなっている気さえします・・・。まさかの12月始め着に
なるかもしれません。
落ち込んだ時は気分転換にご飯作りです!
今日はカリフラワー尽くし。パイとピュレのセットです。
事前にクタクタに蒸したカリフラワーをにんにくとオイル、アンチョビで
炒め、パルミジャーノをたっぷり和えて具を準備しておきます。
パイはいつものアルバニア風の生地の別ヴァージョンで、
00粉と水、塩をこねて10分ほどおいたら4つに分けます。
生地を少しのばしたら、写真のようにオリーブオイルをかけ、
まんべんなく浸して20分ほどおきます。
オリーブオイルが小麦粉に浸透すると、生地がのびやすくなります。
手で丁寧に伸ばして透けるほど薄くします。
写真のように生地を棒状にくるくると巻いて両端を軽く閉じ、
さらに棒状の生地を左右にやさしく引っ張って細長くし、真ん中から
曲げて写真のような形にします。
オイルを上からかけて、220℃のオーブンで15分ほど焼いたら
できあがりです!サクサクぱりぱりして、手にもって食べやすいです。
(熱々に注意)
油の役割はほんとに様々で面白いです。
今年のオリーブオイル
ほうれん草のパスタ





昨日は以前に短期でアルバイトをしてくれた二人が
仕事を手伝いに来てくれました。
去年とおととしの11月と12月、2年続けてたまたま二人とも
大学4年生の時に手伝ってくれていました。今は立派な社会人。
二人ともがんばっていて頼もしい限りです。
まかないで作っていたご飯をまた食べたいと訪ねてきて
くれたときは非常にうれしかったです\(^o^)/
昨日のまかないはほうれん草の手打ちパスタでした。
ゴルゴンゾーラとパルミジャーノと牛乳少々を余熱で
溶かして和えるだけ。
ほうれん草は5分ほど茹でて水気をギューッとしぼって
ブレンダーでペースト状にします。00粉280g、全卵2個、
ほうれん草一束で4人分くらい。
パスタは打ったあと、木のまな板などに置き、乾いた布を
かけてしばらく乾燥させます。
半乾きで茹でるとぬめりが出過ぎずよい具合に。
朝作って昼食べるのに丁度良い感じです。
ほうれん草のパスタ、やさしい風味がふんわりと鼻に抜けて、
大好きなパスタです。茹でると鮮やかな緑色になってこれまた
楽しいです。
新しい搾りたてオイルが届く前で準備にアクセクしています。
月末には入荷予定。
今日明日にはウンブリアから写真が届くかな?
どら焼きリベンジ



ちょっと前からどら焼きが食べたいなと思いながら
なかなかありつけなくて食べたさが増しておりました。
どら焼きは中学生の頃に作ったところ、皮がぺしゃんこの
硬いパンケーキのようなものができてしまい、家族みんなで
くら~い顔をして食べたトラウマがありました。
今はネットでいろんなどら焼きの作り方が出ていて、
イタリアのYouTubeでもいくつもDORAYAKIが
出てきます。みんな日本のアニメで育っているから、
どらやーきとおにぎーりは味はなじめなくても親しみが
あります。どらやーきは中がヌテッラ(チョコとヘーゼルナッツの
クリーム)で生地はパンケーキだな、とみてとれます。
みんな楽しそうだしあの食べ物に保守的なイタリア人が
どら焼きやラーメンを作っているのが感慨深く、楽しく
なります。
(余談ですが、親戚の一つ違いのエウジェニアは
音大のピアノ科卒ですが、アタックナンバーワンが
大好きで、親に隠れてバレーボールに勤しんでいた
そうです)
30年ずっとくすぶっていたどら焼きリベンジ、皮は
あんこラボさんのを参考にさせていただきました。
小豆は前日に適当に丁寧に煮て、皮の砂糖は
家にあった茶色いのを使いました。
朝早く起きて決行しようと夜中にイメージトレーニングを
行っていたところ、うちには30cmx30cmの大きな銅の
卵焼き器があったのを思い出しました。伊達巻用に年に
1度登場するやつ。フライパンよりきれいに焼けて、出番が
増えそうです。どら焼きとドラえもんだ~い好き。