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みなさんゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。
今日は卵とチーズ、サフランのパスタを作りました。
カルボナーラみたいな感じです。卵黄とパルミジャーノ、
イタリアンパセリ、おろしたレモンの皮少々、オリーブオイル、
サフランが入っています。夜中にあれとあれを組み合わせたらと
思い付き、朝起きた時も覚えていてラッキー♪

材料を全部混ぜ、パスタのゆで汁を大さじ1ほど入れて
溶いたあと、パスタを混ぜ合わせます。卵黄2個、パルミジャーノ
20g、パスタ110gくらいがちょうど良さそう。

このサフランはウンブリアのカシャ(Cascia)産。
ウンブリアでは西暦200年頃からサフランの栽培、生産が
行われていたと、国の保管する資料から記録がたくさん出てきます。
カシャはスポレートの近くで、そこからフォリンニョ、ペルージャ近くの
トピーノ川上流まで作られていたそうです。
料理の味や香りづけに、薬としても使われていました。

当時カシャのサフランはウンブリアの市場経済の重要な役割を果たし、
金銭としても使われていました。サフランの生産は1500年代まで続き、
その後ぱったりと消えてしまいます。(なんでか調べてみたいです)

1999年、カシャでは10人で伝統のサフラン栽培を復活させます。
次の年には20人、今ではもっと多くの人々が栽培をしています。
ペルージャの農業組合も加わり、栽培、生産の厳格な規定も作られ、
商標登録もされています。歴史的な観点からも、純粋カシャ産サフランは
大変価値のあるものとなりました。

もちろんその香りと言ったら、言葉に表せないくらい。実はシルヴィオがずっと
前に送ってくれたものをすっかり忘れていて、賞味期限がきれておりました。
しかしちょっと使っただけで食後もしばらく香りが鼻の奥に残り、かぐわしさ満載。
カルボナーラが労働者のがっつりご飯なら、こちらはまるで貴族の格調高いお食事。
サフランが入り、パンチェッタがオリーブオイルの油分に代わるとなんて爽やか。
卵の濃厚なくどさも抜け、おばさんのお腹にもやさしい一品に!

よくウンブリアの山々を散歩していると、サフランの花が地面に咲いていてとても
きれいでした。こんなに大変で根気のいる作業、時代が変わってもよいものを
作りたいと大事にする姿を見ると、今まで出会ったイタリアの人たちの顔が思い
浮かびます。マッシモさんやカルロさんもそんな人たちです。自分も常にそうありたいと
気持ちが引き締まりました。