今日は冬用の野菜の苗を買って来て植える。夏に植えたインゲン、トマト、ナス、ズッキーニなどの野菜も終わってしまったので、畑を全部掘り返す。耕すのは農家のおじさんに手伝ってもらう。機械で耕した方が効率もいいしきれいにできるので、昔の人は本当に大変だったなあと思う。

近所の農家で牛の糞をたくさん運んできてもらって土に混ぜこむ。こうすると土の栄養になって野菜もおいしくできる。肥やしに一番良いのは羊の糞だそうで、私はその時あまっているものをもらってくることにしている。羊や牛の糞は草の匂いがして別に臭いともおもわない。

冬に植える野菜は、カリフラワー(白と黄緑)、ブロッコリ-、菜の花、カブ、ウイキョウ、紫キャベツ、キャベツ、などである。

日本の野菜も植えてみたけれど、うまくいくものは少ない。一番違うのは土だろう。一見肥えていなくてよくないようにみえるこの辺りの土は、トマトやナスなどにとっては逆に良く育つ良い土である。しかし日本の野菜にはあわないようだ。

以前大根と白菜と春菊を植えてなべをやろうとした。はりきって植えたら、全部違う時期にできて一緒に食べることができなかった。大根も白菜も小さくて形の悪いものしかできなかったが、春菊だけはどんどん育って足の踏み場もないほどだった。

今年の夏はものすごい猛暑で雨がほとんど降らなく、今でも地面がカラカラ。これから秋にかけて沢山雨が降ってほしいと願う、農民の気分になっている。

今日子