ブロッコロロマネスコ、又はカリフラワーロマネスコ。
ブロッコリとカリフラワーのあいの子のような味。
ローマで暮らしていた頃から食べていて、ウンブリアでは
栽培もしていたので馴染み深いです。

 

今日は柔らかく蒸してパスタにします。もちろん普通の
カリフラワーでおいしくできます。野菜は最初から極弱火で
ゆっくり加熱すると、甘みが増します。
石焼き芋の原理と同じです。
時間があるときに蒸して次の日にパパッと調理してもOK。

 

フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニクを
炒めます。香りが出たら、アンチョビを炒めて、油に溶け出したら、
蒸したカリフラワーを入れてよく混ぜます。
アブラナ科の野菜はアンチョビとの相性がぴったりです。
よくキャベツと炒めますが、カリフラワー、ブロッコリ、
菜の花、小松菜などなんでもよく合います。

 

白ワインを回し入れてスッキリ感と酸味をプラスします。
塩をしたら蓋をして10分ほど炒めます。こしょうの
代わりにナツメグを加えてアクセントに。
普通のカリフラワーよりポロポロしているので、4分の3ほど
ブレンダーでマッシュして、パスタに絡みやすいようにします。


茹でたパスタと和えたら出来上がりです。

カリフラワーのパスタほど見た目が悪いパスタも
なかなかないとは思いますが、こんなに見た目と味が違う
パスタもありません。気の毒。
カリフラワーってこんな味がしたのかと思うような味でございます。

 
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