buonitaliaのblog

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ちょっと前に作ったチーズがだんだん発酵して
むっちりがとろ~りになってきました。

チーズ作りは多少材料と道具が必要ではあります。お料理会で作ってみたいという方も何人かいて、メールで問い合わせいただいたりします。

このチーズは型と温度計があればいいかしら。
型は色々別の素材を使って試行錯誤してみて、
やっぱり売っているチーズ用のが一番いいなと
思いました。

レンネットを買うのがハードルが高い。なるほど。たしかに全然身近ではない食材(?)です。
動物の胃腸を乾かして煮たエキス。
なんていうか、これがないと始まらないものでも
あります。役割としてはにがりみたいなものかしら。

新しいことをはじめるワクワク感、出来たときの
うれしさ、食べた時のおいしさが広がります。

どうやってわかりやすく作りやすいチーズ作りの
お料理会を可能にするか、イメージトレーニング中😊パン、パスタ、野菜、サルシッチャ、チーズ、お菓子、やることいっぱいです。

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今日のお料理会は、菜の花とサルシッチャのパスタを作りました\(^o^)/ 定番のオレッキエッテも作りました。使っている粉が石臼挽きの茶色っぽいセモリナ粉なので、色が全粒粉みたい😲

やさいを柔らかく加熱すると言葉で言っても本にしても、やっぱりここまで加熱するとは思わなかったという方が多いです。実際に食べてみるのが一番です。

野菜を柔らかくすると、オリーブオイルと合わさって違う味が出現します。とても面白い発見です。

サルシッチャも、想像よりずっと簡単だったと思います。

今日は甘夏を使った一品と、手作りのフレッシュチーズをパスタのあとにお出ししました。柑橘とオリーブオイルは相性抜群。今回のチーズはストラッキーノチーズと似たタイプです。サルシッチャと合わせて、チーズもイタリアの食文化の柱です。徐々に講習をできるようにしたいです😊

来週はアサリのスパゲッティです。みなさま楽しみにお待ちしております!

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普段作っているオリーブオイルを使った
パイをアレンジして、卵入りの生地にして
みました。水と粉だけとはまた違った生地に
なって楽しめました。

中身のリコッタチーズはしっかり水気を
除いてパルミジャーノチーズとレモンの皮を
入れています。先月作ったレモンのラビオリの
中身と一緒です😊粉ものは形を変えていろんな
世界が広がります。

年末年始にウンブリアに戻った時、15年ぶりに
友人と再会しました。私たちがローマからウンブリアの
石造りの家に移り住んだ時の最初の友人かも。10歳くらい
年上のアルバニア人で、慣れない場所で子供が生まれる前から
本当にたくさん助けてくれました。

再会した時、思いもよらず涙が止まらなくなり、
周りにいた彼女の家族もみんなびっくりしていました。
一番驚いたのは自分で、お互い色々あったなと思ったし、
元気でよかったなとか、あの時は安心や勇気をたくさん
もらったなと、思っていた何倍も懐かしかったと
気づきました。

彼女は90年代の移民でミスアルバニア、どんな時も聡明で
エネルギッシュで、今もさらに突き進んでいます。

イタリア言語の勉強をしていると出てくるのですが、
15世紀から現在でも南イタリアで話されている
アルブレーシュ言語について、世界各国に知ってもらう
活躍もしています。この前はニューヨークに呼ばれて
行ったのだそう。

生地に油を塗って層を作るのは、彼女と今も親しく交流して
いる妹に教えてもらいました。色んなバージョンがあります。
写真はその時にごちそうになったアルバニアのバクラヴァと
カダイフ。これも小麦粉の層が魅力です。

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