buonitaliaのblog

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昨日は夜の気温がなんと4度で急に12月かと思いました。今日は日中暖かく

なったけど朝晩はすっかり秋です。


パニカーレという小さな街にどうしても行きたかったのでお天気がイマイチ

でしたが出発。ウンブリア州の北の方にある、トラジメーノ湖の近くです。

27年前、シルヴィオと2人で湖からローマまでの自転車旅行の途中に泊まりました。


朝起きた時の窓から見た風景があまりにも綺麗で、いつかまた行きたいとずっと

思っておりました。途中で寄ったバールでパニカーレへの道を訊いたら、バールに

いたお客さんも「とても綺麗なところだからぜひ行った方がいいですよ」と勧めて

くれました。


歩いたら5分くらいでぐるっと回れる小さな街で、昔から攻撃されるたびに

城壁を作ってそれが街になっていったところです。

ホテルはなく、普通の家が部屋を貸しています。小さなレストランがあり、そこで

パンナコッタを食べたのを覚えています。前日にかっこいいレストランで食べた

パンナコッタと異なり、家庭で作ったような素朴なパンナコッタでした。

今もあるかなと前を通ったらお店の雰囲気がオシャレになっていた気がします。


車で行く途中山の合間から雨が降ったり止んだり、陽も差していたので

いくつも虹が見えました。少し先に大きな虹がかかり、車の目の前も虹色。

まるで虹の中を走っているような風景でした。パニカーレは今も変わらず

とても素敵な街でした。


写真は行く途中のバスキで食べた豚肉の煮込みとマッシュポテト。ローカルな

レストランで美味しかった!




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9月に入ってからも暑い日が続いておりましたが、ちょっと肌寒く秋の訪れを感じます。


先日は豚の解体を見せてもらいに行ったら予定が変更になったため、急遽時間が空いて友人とそのままオルビエートの大聖堂を見に行きました。

両脇を建物に囲まれた細い道を歩いていくと、突然視界がひらけてバ〜ンと大きな広場の大聖堂が出てくるのが劇的です。入場料は5ユーロになっていました。


オルビエートの大聖堂はミラノ、シエナと並ぶ3大大聖堂。シエナの建築家と同じ人が手がけたため、シエナのと似ています。最初シエナに住んでいたのでシエナの大聖堂もよく行きました。二つともゴシック様式で荘厳な建物です。


オルビエートはシニョレッリ作のフレスコ画の礼拝堂が見どころです。一面にフレスコ画がびっしりで圧巻。ダンテの肖像がまたいいんです。長いこと修復中でしたが今は正面のモザイクもしっかり見れます。

ノルチャの修道院も今の家もそうですが、イタリアは床から壁から、とにかく石の国だと実感します。


猫は息子の幼馴染の飼っている猫ちゃん。まだ3ヶ月で小さいです


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そろそろ庭のズッキーニも終わりです。朝起きたらお花が綺麗に

咲いていたので揚げ物にしました。


雄花を摘んで、洗って中の雄しべをそーっと取り除きます。

雌花より雄花の方がフリットにしやすい気がします。


中に厚めに切ったモッツァレッラチーズとアンチョビを詰めます。

冷たい炭酸水で溶いた天ぷらより厚めの衣を絡めます。

(日本の天ぷら屋さんに笑われそうです😅)


オリーブオイルでチーズが溶けるように中まで火を通して出来上がりです。

熱々を食べると中からとろ〜りチーズが出てきて、アンチョビの

旨みと塩味、ほんのりお花の香りが最高です。お花は朝の採れたてが

一番です。すぐにしおれて翌日はしょんぼり。

オリーブオイルが美味しいので厚めの衣もとても美味しいです。


ミラノ風カツレツなんかも、バターがしっとりパン粉に染みて、

サクサクでなくても油と衣が美味しいとみなさん言います。

揚げ物の新しい味わい方の発見です。


今日は搾油所のマッシモさんのところに行ってきました。今回は2回目で

全員いらしたので写真も撮りました。みんな元気でよかった。小さかった

一番下のマッシミリアーノくんがでっかくなっていて頼もしいです。

マッシモさんとは色々話ができてよかったです。やはり直接会って

話すのとメールでは全然違います。今年の11月の搾油の時に来なよと

誘ってくれました。行けたらいいのだけど、どうかしら!!!


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