ちょっと育って固くなったそら豆を頂きました。
皮をむくと黄色くなっていたので、
“ファーヴェ エ チコーリア”というプーリア州の
料理を作りました。
普通は乾燥ソラマメとキクニガナ(チコーリア)という
苦い野草で作ります。
そら豆は月桂樹の葉と塩と水だけで煮て、ピューレ状に
します。チコーリアがないのでカブの葉で代用。
にんにくと唐辛子を少量の水で煮たたせ、洗って適当な
大きさに切った葉と塩を入れ、ふたをして蒸し煮にします。
柔らかくなったら出来上がり。
お皿に盛って、オリーブオイルをかけてパンと一緒に
食べます。そら豆の味がほんとにおいしくて、出汁は
必要ありません。
こういう地味で素朴なイタリア料理は普段の食生活
に欠かせません。