buonitaliaのblog

2020年07月



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立派なゼブラなすが安かったので
オーブンで焼いてみました。夏は
やっぱりナス、パプリカ、ズッキーニ。
主役をはれる野菜たちが頼もしい。


ナスは半分に切って切れ目を入れ、オイルを
たらして200℃のオーブンで40分ほど焼きます。
その間にパンを水に浸し、パセリを刻んで
パルミジャーノをおろしておきます。


焼けたナスの中身をスプーンでくりぬいて
ボールに入れ、水をギュッと搾ったパン、
チーズ、塩、パセリ、オイルを入れて混ぜます。
ナスに詰めてまたオイルをかけ、チーズをのせ、
200℃のオーブンで20分ほど焼いたらできあがり。
今日は手作りチーズです。


ナスは揚げると後で永遠にオイルがにじみ出て
くるので、焼いてからオイルを混ぜた方があっさり
します。(ナスを茹でる人もいます)
あとイタリアの人は全体のナスの量の半分くらい
パンを入れるけど、なんとなく心情的にパン少な目。
ナス1個分中身が足りなくなります。


柔らかいナスと香ばしく焼けたチーズが美味。
時間が経つと味が落ち着いて濃くなるので、
作り置きにも。米ナスや青ナスなど、ナスの味の
違いも面白いです。

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ズッキーニがおいしい季節になりました。
何の野菜が一番好きですかときかれると、
最も好きな部類。パスタ、おかず、
メイン、スープ、なんでも使えて便利です。


ズッキーニのフリッテッレはお焼き
みたいなもので、たまに作ります。
にんじんしりしり用のおろし器があると
便利です。


今日はあまり大きくないのを4本。
おろして塩をして水分が出ると、こんなに
緑色。ズッキーニをスープに入れると
こんなのを飲んでいることになります。
カリウムたっぷりでよい出汁なのです。


手で搾ったら塩、パセリ、パルミジャーノ、
卵1個、小麦粉、パン粉、オリーブオイルを入れ、
フライパンできつね色になるまで表裏じっくり
焼きます。


イタリアのパン粉はちょっと日本のと違うので、
日本のパン粉の場合はトーストして乾燥させ、
香りを出すと良いかも。
チーズも好みでなんでもOK、アンチョビを入れたり
おつまみにもよく合います。

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先日ご来店の外国のお客さん、イタリア人に見えないから

日本語で話したら、日本語あまりわかりません、と。

さあどうしようと、たまたまいた友人に英語でお願いしました。

 

でも彼、イタリア人でした。なあんだ、ホッとしたよ。

じゃ、イタリア語で話しましょうということになって

急に会話が進みました。日本人はあまり自分のこと話さないけど、

イタリアの人はきかなくても教えてくれるしきいても問題なし。

 

「僕の祖母は日本人なんです」

1940年にイタリアにきて、彫刻の勉強でベネツィアにいました」

「えー、そんな時代にイタリアに行ける日本人めずらしいですね」

「でも3年しかいませんでした。その後日本に帰国して、

レストランを開いたんです。キャンティっていいます」

「えー!! あのキャンティ!?」すごーいですね。

だってあの川添梶子さんのお孫さん。もはやレジェンドです。

 

色んな方が店にいらして、色んな出会いがあって嬉しい限りです。

今日のパンは、穏やかさをイメージして、葉っぱのクープ入り。

 


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はちみつほぼ売り切れになってしまいました。

コロナで免疫に良いとテレビでやっていたそうで、

例年より需要があったかもしれません。

 

日本は天然はちみつを輸入する際、天然はちみつの

証明書が必要です。果糖とブドウ糖の割合まで厳しく

決まっていて、糖分分析と抗生物質や農薬不使用の

検査もします。花の種類ごとに100ユーロ、10種類

輸入すると結構かかります。

 

その検査をするローマの検査機関が、ロックダウンの後も

滞っていて、順番がまわってくるのが9月くらいに

なりそうとのことです。検査は2週間かかります。

検査機関も、どこでもよいってわけでもなく、日本の

厚生労働省に登録がないといけません。

成田に届いてからも、さらに検査でシャカシャカ抜かれて

日数もかかるので、入荷は10月??

 

飛行機も人の行き来がほとんどないので数少なく、

日本行きの便は一杯よ~とイタリア側で便の手配を

してくれるパオラさんからメールがきました。

 

待つしかない状況。いつもはちみつをご愛用のお客様、

大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 



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トマトがおいしい季節になりました。
安くなって採れたてじゃなくなると2割引きや
3割引きになっているので箱買いします。

トマトはそもそも収穫して10日くらい置いた
方がソース向きです。


東京ではもっぱらミニトマトや大きなトマトを
混ぜて煮ます。トマトによって酸味が強かったり
甘味が強かったりバラバラで、混ぜて丁度よいくらい。

普段から湯向きせずに生のまま皮をむいて
います。熟したトマトの皮がスーッとむけると
すっきり気持ちよいです。


あとは塩を入れて半分以下になるまで煮詰めるだけ。
(今日はパセリの茎を一緒に入れました。バジルや
オレガノもおすすめです))
上に水分が浮いてこなくなればOK。瓶詰めに
すると、必要な時に使えて便利です。
パスタを茹でてオリーブオイルや香草と一緒に
和えたら、絶品トマトパスタになります。


5月の肌寒い雨の日、その日は料理本の撮影で一日中
料理し、ヘトヘトになって帰ったら、息子が冷やし中華を
作って待っていました。具は切ったトマトのみ!
トマトのパスタだと思って食べました。

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