buonitaliaのblog

2021年03月

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春野菜のリゾットです。

今回は細いアスパラガスとグリーンピース。
野菜があったらなんでもパスタかリゾットにして
みるのがイタリア人。季節の野菜の組み合わせは
自由な発想を楽しみます。

今日は数日前に作った野菜の出汁(トマト1個、
セロリ1本、ズッキーニ1本、玉ねぎ1個、ジャガイモ
1個、水2L、塩少々を丸ごと1時間弱火で煮る)を使っ
ています。多めに作ってスープにもリゾットにも使えます。
固形ブイヨンを使うと固形ブイヨンの味しかしなくなるので、
なるべく自然な味わいを目指しましょう。

2人分で白ワインカップ3分の1、米(2人分)140g,
玉ねぎみじん切り4分の1,パルメザンチーズ40gほど。

普段は日本米を使っていて、今日は久しぶりのイタリア米
カルナローリです。

お米を洗わず炒めて、米のでんぷん質を利用して
とろみをつけ、ポロポロした米によく絡ませます。
カルナローリは古米ほどリゾットに向いていて価値も
上がります。

グリーンピースとアスパラは最初に塩を入れたお湯で
2,3分ゆでています。オイルで炒めてから米と煮る
場合もあり、あっさりしていたい時など気分で変えています。
リゾットは平らに盛るのも特徴で、フォークで食べます。

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茹で卵のふたごやったー😆

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ここのところ定期便の宅配野菜はにんじん多め。
たまってきたのでパプリカ、ピーマン、ネギと一緒に
炒めてパイの具にしました。

これらの野菜、どれもよく加熱すると甘味が出ます。
最初蓋をして弱火で柔らかくなるまで加熱し、次に
蓋をとって中火で水分を飛ばすのがコツです。
かぼちゃほど甘くなく、うま味もでてなんておいしいのでしょう。
素材の組み合わせで作る味は地中海ならでは。
このまま肉料理の付け合わせとしても使えますが、今回は
小麦粉の生地の具で一品料理にしました。

生地は00粉200g、水120g、塩ひとつまみ。中力粉で
OKですが、メーカーにより水加減は変わります。べたつかない
程度に柔らかめが目安です。
こねて1時間ほど休ませ、打ち粉たっぷりで透けない程度に
薄く伸ばします。粗熱をとった具を入れて閉じたら、220℃の
オーブンで、途中表裏を返して両面焼きます。
焼きあがったら表面にオリーブオイルを塗ってしっとりさせます。

チーズ入れようか迷ったけど、入れなくても具としてしっかり
主役を張れます。

生地が少し余ったら、プレーンで焼いてパンの代わりに
したり、ジャムやチョコレートなどなんでも中にはさんで
応用がききます。ご飯炊きすぎてもあわてないのと一緒かしら。


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まだ小さいそら豆を見つけてたくさん買いました。
みずみずしくてこの時期だけのおいしさです。
おいしい野菜に出会った時はうれしいものです。

サッとゆでて薄皮を取り除いてから、しんなりするまで
炒めたエシャロットと一緒に弱火でやさしく炒めます。
エシャロットはあっさりしていて玉ねぎの代わりによく
使います。 ラッキョウをエシャロットと呼ぶこともあって
ややこしいですね。

白ワインと塩で味付けして、最後にイタリアンパセリを
入れて出来上がりです。
パンとそら豆だけですが、なんていうかご馳走です。
しばらく出回るでしょうから、色々作って楽しみたいです。

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豆料理、そういえば以前ほど登場しなくなったと
ふと思い出し、近頃よく食べています。

ひよこ豆、白いんげん豆、レンズ豆、そら豆、
トスカーナ豆などが好きです。いくつか混ぜて
一緒に煮ることもあります。

豆とたっぷりの香草、オリーブオイルで肉なしです。
イタリアにいるとどうしてもハム類を含む肉料理が
多くなってしまうので、あえて肉を食べない休肝日
を作ったりします。東京にいてもこのパターンは
結構いいなと続けています。

豆は自分で煮たほうがいいです。煮汁が大事。
急に食べようと思わないことがポイントかもしれません。
下茹での時に月桂樹やセロリ、にんじんなどを入れ、
豆が柔らかくなったら塩をして煮汁ごと冷蔵庫で保存
すると日保ちします。別の日にスープやおかずにすると
サッと作れて便利です。

時々イタリア産の豆を見つけるとうれしくなります。
でもあまり売れないせいか、収穫後一年以上経った
商品もあります。古くなるといくら煮ても硬いので、
2日くらい水につけて置くと柔らかくなるものも。

煮汁でお米かパスタを煮ると深みやまろやかさが
加わり見逃せない味です。30gくらいで十分のため、
自然と炭水化物少な目で満足度も高いです。

オリーブオイルを扱っていると便秘のご相談が
結構多いです。オリーブオイルだけではなく、ぜひ
一緒に柔らかく加熱したお豆や野菜を料理してたっぷり
食べてみて下さい。鉄分やたんぱく質も豊富で女性には
うれしい一品です。

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