buonitaliaのblog

2021年06月

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今日はズッキーニのフリッタータを
作りました。

ズッキーニ大好き。毎日食べても飽きないほど
バリエーション豊かな便利野菜。
きつね色になるまでじっくり炒めると、甘味や
うまみがジュワっとおいしい野菜です。

ズッキーニは最初に水分が出てからなくなるまで
じっくり炒めます。イタリア語だと黄金色になるまで
炒めるという表現をします。
黄金色になるまでオリーブオイルで揚げた
ズッキーニをチーズと一緒に和えたスパゲッティ
なんかもあるくらい、きつね色のズッキーニは
食欲をそそります。

きつね色といえば、イタリア料理ではたまねぎを
あまりきつね色(こげ茶色)になるまで炒めないですね。
北ヨーロッパやカレーなどでよくみかけるけど、北
ヨーロッパがインドから持って帰ったのかしら。
食文化の発展は面白いです。

卵4つ(写真は5個ですが急遽4つに)とパルミジャーノ
大さじ2~3杯、玉ねぎは小さいの半分使いました。
28cmのフライパンで、平べったく焼くと焼いた表面の
面積が多くなって、香ばしさがUP。

オリーブオイル_カバー+オビ
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「オリーブオイルで とろけるやわらか野菜」
定価1,650円 文藝春秋

今日発売です!

この本は、この10年ずっとあたためてきた
企画でした。日本と地中海の野菜料理の違いに
着目しています。

よく加熱してとろけるほどやわらかくなった
野菜をたっぷり食べられるレシピばかり集めて
います。

長いイタリア暮らしでは、オリーブオイル&野菜
たっぷりの料理を日常的に食べる習慣があり、
東京にいても取り入れています。
私の一番のおすすめのオリーブオイルの使い方
でもあります。イタリア的野菜愛がギュッと詰まった、
写真もデザインもとっても美しい本です!

制作中は迷ったりどう伝えるか悩むことも多く、
編集者さんもどうやったらわかりやすく読みやすく
なるか一生懸命考えてくれました。
そしていつもみなさんにSNSをご覧いただき
励みにしてきました。
夏野菜がおいしい季節になりました。ぜひ季節ごとに
やわらか野菜を楽しみのひとつに加えていただけたら

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今日は初めて文藝春秋の編集者さんと動画を撮ってみました。
文春のインスタに載るそうです。本の見本も届いて、来週24日には
発売です。私も動画撮影できるように勉強してみます!
写真はほうれん草の炒め煮です!

 

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昨日イタリアはアントニオ聖人のお祭りでした。
トラクターと動物のお祝いです。
なんじゃそりゃ、と昔思いました。

昔は畑を耕したり食をささえてくれる家畜を
祝うお祭りだったのが、トラクターも参加し、
牛やひつじに加わって犬や猫もお祝いして
もらいます。

村の司祭が登場して長々とお祝いの言葉を
述べます。

トラクターも今や冷暖房完備で音楽まできけて、
ありがたい限りです。息子は小さい頃よく村の人に
トラクターに乗せてもらって大喜びでした。

小さくて見えにくいかもしれないけど、
犬を連れてきている人もたくさんいます。
お天気いいなーウンブリア。

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能古島からプラムが届きました!

たくさんあるのでプラムのタルトにしてみました。
酸っぱさにほんのり甘さが混じり、さっぱりして
いてとてもおいしいです。

プラムの果汁がたくさん出るので、熱した
フライパンにバターと砂糖を入れてカラメル状に
し、一度さっと炒めます。
バットにしばらく置くと果汁がまたまた出てくるので、
それはしっかり取り除きます。(果汁は煮詰めて
ソースに)

砂糖を入れて卵黄と卵白を分けて泡立てます。泡立てた
卵黄にアーモンドプードル、はちみつ(今日はタイム)
大さじ1を入れて混ぜ、炒めたプラム、泡立てた
卵白も入れ、最後に小麦粉をサッと混ぜて中身できあがり。

あとはタルト生地を伸ばして200℃で約10分から焼きし、
中身を入れて1時間ほど170℃のオーブンで焼きます。

さわやかさっぱりのタルト、季節の果物がぎっしり詰まって
食後も胃にもたれない軽さです。

砂糖は全部で80g、卵白、卵黄、プラム炒めにばらして
使います。小麦粉は大さじ2強、卵2個。
タルト生地はいつもと同じで卵黄1個、バター75g、
砂糖50g、小麦粉200g、水大さじ3~4杯入れてます。

22cmのタルト型で中身と生地少し余るくらいです。
余ったら小さいのをもう一つ作ります。

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