大家さんからレタスをたくさんいただきました!
全部やわらかくしっかり炒めてパイの具にしました。
120gの小麦粉で、こんなに大きなパイができます。
半分食べたとしても60gだから、粉少な目で食後も
眠くなりにくいです。
意外かもしれませんが、イタリア人はよくパンやピザは
食後膨張して重いと言います。酵母アレルギーとか
グルテンアレルギーとか、古くから食べてきた地中海
食生活の基本の一つでもある小麦粉がどうしてこんなに
ネガティブになってしまったのでしょう。
昔と小麦粉が違うとか、酵母はお腹の中で発酵するから
膨張の原因になるなどなど。ほんとなのかずっと疑問でしたが
先日興味深いイタリアの記事を目にしました。
イタリア人の酵母研究者によると、酵母の微生物は
30℃から40℃で活発になり、50℃以上で死滅するので
200℃以上で焼くパンやピザでそんなことは科学的に
あり得ません、と。
また、サワードゥの方がより微生物の種類も量も多く、
ビタミンやミネラルも豊富です。しかも粉のタンパク質や
糖を分解してくれるため、顆粒の酵母より消化に良いのは
確かだそう。顆粒の酵母は微生物が分解したあとに
発生させるガスだけを集めて作られています。短時間で
温度を利用して気泡を作るため、微生物の活動はなく、
タンパク質や糖の分解がないため、より消化に時間が
かかるとのことです。
サワードゥの方がゴワゴワした食感で飲み込みづらいと
思われるかもしれませんが、かみしめるほどに香りや
味が感じられ、消化もよいっていうのはなんかわかります。
パイと話がそれたけど、イタリア人の健康への興味は
なかなか深いものがあります。子供のなりたい職業
ランキングに、ヘルス関連がトップになるのもびっくりです。