buonitaliaのblog

2023年07月

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今日はナスのfagottini(ファゴッティーニ)を作りました‼
ファゴッティーニは小さめの包み焼きとか、巾着の意味です。
ナスのチーズ巾着でもいいかしら。

最近かつてないほどナスブームが自分の中できております。
毎日ナスを食べ続けて2か月ほど。焼きナス中心ですが、
イタリアの野菜のお惣菜はバラエティ豊かで野菜料理の
レパートリーを増やすのにはもってこい。

今回はフィレンツェナスを使いました。このナスはウンブリアの畑でも
必ず栽培していたナスで、日本でも手に入るようになって感激。
米ナスでもOKです。ナスを油で揚げていないので、ナス+油の
油っこいの概念が覆ります。あっさりしているのにこんなにおいしいなんて。

ナスは1cm弱の厚さに切って塩をし、1時間ほど置きます。
灰汁をキッチンペーパーなどで拭き、ローズマリーを
入れた良い香りのオリーブオイルを刷毛で裏表塗ります。
オーブンシートを敷いた天板に並べ、180℃のオーブンで20分ほど焼きます。

トマトピューレを塗ってチーズをのせ、軽く蓋をするようにナスを閉じます。
オーブン皿にオリーブオイルを入れ、ローズマリーを刻んで混ぜたパン粉を散らし、
用意したファゴッティーニを並べ、またパン粉をかけてオイルをまわしかけます。
200℃のオーブンで10分ほど焼いたらできあがり!

パン粉はイギリスパンを手でおろして乾燥させてからストックしています。
乾燥させてない場合はフライパンで軽く炒って使うと香ばしさがアップします。
パン粉にローズマリーを混ぜるのもポイントです。

サクサクのパン粉、ローズマリーのさわやかな香り、フカフカでやわらかいナスを
切ったらチーズがとろ~りとろけて、ナスの甘味と相まってこりゃたまらん。

*トマトピューレはアルチェネーロさんのを使っています。自分で畑で植えて
作っていた味とよく似ていてとっても美味しいです。このサイズもありがたいです。
*今回のチーズはエーメンタルです。モッツァレッラチーズだと焼いた時水が出て
ちょっと冷めるとすぐゴムみたいになるので、セミハード系の溶けるチーズがお勧めです。

分量
フィレンツェナス(大)2個
エーメンタルチーズ 100g
トマトピューレ   約100ml
パン粉 適宜
乾燥ローズマリー適宜
オリーブオイル 適宜
塩 少々

インスタグラムで作り方の動画をアップしてます。ぜひご覧ください\(^o^)/
buonitalia.asagaya

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今朝は店のルリマツリがとてもきれいです。
イタリア語でPlumbago(プルンバーゴ)です。

ルリマツリは南アフリカ原産で、白い花と青い花があります。
ローマやウンブリアでもよく見かけ、暑い夏に涼しげな青い色で
よくホッとしたものです。

毎朝水やりと剪定をしていると、必ずと言っていいほど通りがかりの
人にきれいね、なんのお花ですか、と声をかけられうれしくなります。


去年撮ったSismano(シスマーノ)という街のルリマツリの写真も😊

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超定番のトマトソースのパスタです!

夏はこれが一番。旬のトマトを煮るだけでこんなに
おいしいパスタができると思うとうれしい限り。
暑さで疲れた体も回復します。

このパスタのポイントはトマトを煮詰める具合です。
最初はトマトの水分と果肉が分離しています。
これをさらに煮詰めていくと、水分が減ってトマトの
糖分がカラメリゼされ、濃厚なソースに早変わり。

煮る時間は30分もかかりません。ソースが跳ねて
飛び散るので、蓋は閉めたいところです。しかし完全に
閉めると蒸気がこもって水分を飛ばしにくいので、木べら
などを挟んで半開きの状態で煮詰めます。
トマトソースがおいしいと、フライパンをふらなくてもよいし、
ゆで汁入れるのがもったいないくらい。

火加減はvivace(ヴィヴァーチェ)。活気に満ちた、いきいきとした
という意味です。トマトが沸々と音を立てて煮えている状態を
目と耳でも感じ取りましょう。トマトによって水分量も変わるので、
状態を目安にするのが大切です。

今回はオリーブオイルとバターの両方を使いました。気分で
バターを入れたり入れなかったりします。オリーブオイルをベースに、
バターの風味を利用することもよくあります。

まだ作ったことがない方、このおいしさをぜひ味わってみて
ほしいです\(^o^)/

手順
1. トマトは皮を剥いて硬いヘタの部分を取り除く
2. フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れ、香りが
  出てきたらバターとバジルを入れる。
3. バジルの香りが出てきたら用意したトマトを入れ、塩を
   して混ぜ、煮詰めるのを開始。
4. 5分ほどしたら一度蓋をあけて混ぜ、10分後、20分後と
  時々様子を見る。
5. 出来上がったらにんにくを取り除き、茹でたパスタを和えて
   出来上がり。太目のスパゲッティはお勧めです。
  お好みでパルミジャーノを!

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Fiocchi di Neve (フィオッキ ディ ネーヴェ)という
ナポリのスイーツを作りました!雪片という意味。
英語だとスノーフレーク。

牛乳にコーンスターチでとろみをつけたミルククリームと
リコッタチーズを混ぜたフィリングが特徴です。
パン生地にも中身にもたっぷりバニラビーンズを入れました。

硬めのリコッタチーズが手に入らないので、柔らかいリコッタに
合わせて生クリームは入れませんでした。脂肪分の少ないしっかり
した生地のリコッタチーズには入れます。

Fiocchi di neve はイタリア語版アルプスの少女ハイジに
登場する子ヤギのゆきちゃんの名前にもなっています。
(単数形でフィオッコ ディ ネーヴェ)
白くてかわいいフワフワを連想させ、私の中では最初から
このお菓子はハイジのゆきちゃんです。

生クリームのフィリングよりあっさりしていて、やさしい牛乳とリコッタの
ミルキーなクリームは食べると思わずニッコリのおいしさです。
お子さんからお年寄りまでほっこり笑顔になります。(卵アレルギーの方にも)

〇インスタグラムで動画を投稿してます!buonitalia.asagaya

材料 14~15個分
生地:強力粉(or00粉)250g、酵母5g、水50ml、牛乳120ml、
砂糖30g、バニラビーンズ3cm、バター20g

フィリング:①リコッタチーズ150g、レモンの皮少々、粉糖30g、
      ②牛乳200ml、バニラビーンズ3cm、粉糖30g、コーンスターチ
      ③生クリーム20g

作り方
①小麦粉に砂糖、牛乳、水に溶かした酵母、バニラビーンズを入れ、2,3分
軽くこねる。ラップをして10分くらい水和させる。
②グルテンが形成されたらバターを入れ、5分ほどよくこね、ラップをして2倍になるまで
一次発酵させる。
③生地を30gずつに分け、丸めて天板に置き、30分ほど2次発酵させる。
④生地に刷毛で牛乳(分量外)を塗り、190℃のオーブンできつね色になるまで
約15分ほど焼く。
⑤箸などで裏側に穴をあけ、パンを破らないように箸で中をくるくる回して
空洞を作る。
⑥搾り袋をさしてフィリングを入れていく。
⑦粉糖(分量外)をふってできあがり。


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万願寺唐辛子にリコッタチーズを詰めて
オーブンで焼きました!リコッタチーズのリピエーノです\(^o^)/

リコッタチーズは他のチーズより脂肪分やカロリーが少なく、
栄養価も高いチーズです。他のチーズよりうま味が少なく
あっさりしていて、料理やお菓子作りにもよく登場します。
最近阿佐ヶ谷でも手に入るようになって嬉しい限り。


万願寺唐辛子に縦に切れ目を入れ、最初に
欠片ほど切り、やさしく開いて種を取り除きます。
パルミジャーノとほんの少しのすりおろしにんにくと塩を
混ぜて万願寺唐辛子に詰めただけ。簡単です。
(搾り袋がない場合はスプーンやナイフでも詰められます)
オーブン皿に入れ、すりおろしの残りのにんにくを欠片の
まま、水少々、オリーブオイル30mlくらいを回し入れます。

アルミホイルをかぶせて200℃のオーブンで30分焼き、
アルミホイルをとってさらに約15分焼き目が付くまで焼いたら
出来上がりです。オーブンがない人はフライパンで蓋をして
焼いてそのまま食べても、あればオーブントースターで最後に焼き目を
つけてもOK.

ピーマンやしし唐、万願寺唐辛子などはオリーブオイルとの相性が
抜群です。オリーブオイルと加熱することでにがみやえぐみがほのかな
甘みに変わり、独特の食欲をそそるおいしさです。
そこにミルキーなリコッタチーズが加わり、夏が来たな!と思う一皿です。
ビールやワインのお供にも、ぜひお試しください😊

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