






今日も雨の1日。友人宅に行ったら「メリークリスマス!」と満面の笑みで両手を広げて迎え入れてくれました。見ると厚めのセーターでしっかり着込んでいます。突然寒くなったけどメリークリスマスは早すぎだ笑。
昨日作ったトマトの裏漉しを使って牛の薄切り肉を煮ました。そのソースでパスタを和えると2品になるのが気に入ってます。
サンマルツァーノトマトはバジルやオレガノとも相性が良いですが、セロリと人参の香りもとてもよく合います。オリーブオイルでゆっくり炒めて香りがオイルに移ったところで肉を炒めます。
中火で軽く両面を焼いたらトマトの裏漉しをたっぷり注ぎいれます。
他の国々では肉に塩胡椒などの下味をつけないのはよくあることみたいで、イタリア料理も同様に、トマトを入れてからソースに塩味をつけます。1時間近く弱火でコトコト煮たら出来上がり。
肉の味が加わった味わい深いソースが太めのスパゲッティによく絡んで、素うどんっぽく具なしでただひたすら美味しいです。
お皿のスパゲッティが終わりに近づいても、同じソースの肉が待っていてくれると思うと、ああもう終わっちゃうという寂しさも和らぎます。最高のソースが出来たなら、一つの料理で2回楽しんでみましょう。
写真はチュールの食べ方を習得したロッセット。最初は慣れなくて食べるのに時間がかかっていました。