buonitaliaのblog

2023年11月

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ブロッコリ-のパスタを作りました!
ブロッコリ-を5分以上茹でてから、オリーブオイル、
半分に切ったにんにく、アンチョビを炒めたフライパンに
入れて炒めます。

ブロッコリ-を茹でた鍋でそのままパスタを茹でます。
今回はセモリナ粉と水でオレッキエッテを作りました。
やわらかくとろけるブロッコリ-がパスタによく絡んで、
これを食べると冬のイタリアを思い出します。。
近所のマルシェさんのブロッコリーはよく加熱した時に
ちゃんとうま味と甘味を感じるおいしいブロッコリーで
いつも助かっています。

搾りたてのオリーブオイルをまわしかけて最高の一品😊



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今年も搾ったばかりのオリーブオイルが入荷
致しました!!今朝到着したばかりです。

青いさわやかな香りでピリッと辛味が効いています。
新しいオリーブオイルはまずはパンにたっぷりかけて
ぜひ香りを満喫してみてください。一口食べると
止まらなくなり、もう一口、もう一口、噛んでいると
鼻の奥に香りが抜け、味覚、臭覚全体で味わえます。

今年のオリーブオイルは軽めとどしっと重いのの
中間。十分な辛味とさわやかな青い香りが
特徴です。ぜひ搾りたてのおいしさをお楽しみください\(^o^)/

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みなさんもうご存じの方も多いと思いますが、今年は
オリーブオイルの収穫量が激減してしまいました。
イタリア、スペイン、ギリシャ共々近年稀にみる少なさです。

原因は地中海性気候にはめずらしい6月の雨。
オリーブの花が落ちて結実が少なくなりました。
また、秋に高温が続き害虫被害が多かったことで、
さらに収穫量が減ってしまったとのことです。

ギリシャでは輸出禁止、国内消費だけになるとか。
マッシモさんのところも害虫被害が出る前に
なんとかよい実だけを収穫して搾りましたが、量はかなり
少ないとのことです。その分値段も上がってしまいます。

コロナ禍、戦争で運賃の値上げ、物価高騰、円安、
そして収穫激減、なんとも難しい舵取りが続いています。
みんな品質だけは維持していきたいと頑張っております。

新しいオリーブオイルは只今飛行機の中です。
もうすぐ東京に届きます。通関手続きなどがあり、
早ければ週末、遅ければ週明けには届くと思います。
*飛行機なので天候などに注視しています。

価格高騰のため、引き続き昨年度のオリーブオイルも
セール価格で販売していきます。ご入用の方はお問い合わせ
下さい。新しいオイルと混同しやすいため、ネットでは“今年の
新しいオイルのみ”販売致します。よろしくお願い致します。

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かぼちゃとチョコレートのケーキを作りました\(^o^)


かぼちゃがおいしくておいしくて毎日食べています。

蒸しただけで味付けもなし。すくなかぼちゃ大好き。

もう少し秋を楽しむため、ケーキにもしてみました。


イタリアのケーキは粉が多めで卵少な目な印象があります。

自分で作ったものは、いかに卵を減らしたか、バターを入れて

いないかを強調する人がよくいます。多いのは粉と砂糖。


なので今日は小麦粉多め、バターの代わりに菜種油で

作りました。砂糖はイタリア式の半分以下に・・・。


かぼちゃ正味280g、薄力粉320g、砂糖100g、卵3個、

菜種油150ml、BP15g、チョコチップ100g


かぼちゃは蒸してピューレ状に。卵白は分量の約半分の砂糖を

入れて泡立て、卵黄に残りの砂糖を入れもったりするまで泡立てる。

油、かぼちゃのピューレを入れてよく混ぜ、粉と卵白を3回に分け、

交互に入れて混ぜる。チョコチップ(分量の粉を少しまぶすと焼いたとき

しずまない)とBPも途中で入れて混ぜ、最後の卵白を入れて混ぜる。

バターと粉をまぶした型に入れ、170のオーブンで30分焼いて

できあがり。


まだほんのりあったかい状態で食べたらふんわり鼻にかぼちゃの香りが

抜け、粉ものって人を幸せにさせる要素満載です😊


そういえば、私は電子レンジを持っていないのですが、特に困ったことは

ないと思っていたら、息子が友人と論争になったそうでびっくり。

肉の冷凍は事前に解凍、料理を温める時は鍋かフライパンで

と言ったら、レンジの入るスキがないとあきれられたとか。でも息子が

独り立ちしたらこんな便利なものはないと愛用しそうな気もします。

それより正月に向けて餅つき機の使い方を教えたいです。

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https://www.gamberorosso.it/notizie/la-ribalta-del-pampepato-il-dolce-sconosciuto-di-terni-e-pronto-alla-sfida-di-natale-col-panettone/

先日ガンベロロッソにパンペパートのことが紹介されていました。
簡単な日
本語訳をつけたので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
*ブオーノイタリアではパンペパートの販売を2月に開始します。
この時期は新物オリーブオイルの入荷で作る時間がないためです。
皆さまお楽しみに😊

以下日本語訳です

テルニのパンペパート

まだ世に知られていないテルニ県のお菓子。パネットーネと共にクリスマスに旋風を巻き起こすか?

 

もし多くの食べ物に物語があるとしても、大きく膨らんだパネットーネやパンドーロで街中が溢れかえるクリスマスの季節でも、遠い昔からある味への情熱を忘れることはない。パンぺパート。(panpepatoもしくはpampepatoどちらでもよい)。中部イタリアを代表するお菓子の一つ。ウンブリア州テルニ県がそのお菓子の代表だ。

 

2020年、テルニのパンぺパートが厳しい規定の許に多くの調査が行われ、IGP特産品認証された。調査では、テルニ県とペルージャ県、その周辺地域も含まれる。このお菓子への情熱はウンブリア州にだけでは収まらず、その他の州にまで及んだ。特にフェッラーラ(エミリアロマーニャ州)。この街のパンぺパートもまた、 IGPに認定される。こちらはテルニのパンペパートとはまた違ったものに発展した。(チョコレートが表面にコーティングされているのが特徴である)

 

歴史ある、古くから伝わる味。

 

単純な味ではない。スパイシーで香り高く、フルーツの芳香と複雑な味わい。そこには遠く中世から届いた魅力がある。実際、このお菓子は1500代に遡る。さらには古代ローマ時代にこのお菓子の根があるとも言われている。古代ローマのお菓子はなんでもはちみつとドライフルーツがベースにあった。料理の歴史を見ればその説は十分に可能なことである。チョコレートが加わったのは中世に入ってからである。現存するレシピは1800年代から。販売の記録は1913年からである。

 

チョコレート、はちみつ、カカオ、モストコット、柑橘類のピール、ナツメグ、シナモン、もちろん胡椒も。そして溢れんばかりのナッツやドライフルーツ。パンぺパートはエネルギッシュなAnte Litteram(ラテン語で手紙の前にという意味・この場合多くの人に周知される前触れ)。何はともあれ、その高価でリッチな材料ゆえ、特別で貴重なお菓子であることが明白だ。実際、昔はクリスマスのお祝いの手作りお菓子として親しい人に贈るものでもあった。クリスマスには、自分が作ったパンペパートの他に様々な家庭の手作りのパンペパートがテーブルに並んだものだ。


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