buonitaliaのblog

2024年02月

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ラディッキオ(トレヴィス)のリゾットを
作りました。赤ワインとくるみが入って香ばしく深い
味わいです。

イタリアの人たちがハイテンションになる料理で、いくつか
一人だけ仲間に入れず置いてきぼりになる料理の一つ。
ラディッキオのリゾットと言われてもいまいちテンションが
あがりません。しかし食べると、ああ、このなんとも言えない
ラディッキオの苦みと赤ワインの複雑で深い味わい、食べ
終わると何かひとつイタリアを深く知った気になります。

ラディッキオの苦み、赤ワインの渋み、くるみ(あれば)の
香ばしさ、ここにたっぷりのパルミジャーノとバターでミルキーな
味が加わって、次こそはラディッキオのリゾットと言われたら
一緒にハイテンションに加わろうと思います。

1人分:ラディッキオ(中)半分、玉ねぎみじん切り大さじ1、
米80g、赤ワイン40ml、バターひとかけ、パルミジャーノ50g、
オリーブオイル適宜、くるみ4個
野菜のブロード(セロリ、にんじん、玉ねぎを30分ほど煮て
塩をお味噌汁の塩分くらい入れたもの)適宜

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先日ひょんなことから福岡美術館に行ってきました。
永遠のローマ展。カピトリーノ美術館の作品が
来ていて、中でもカラヴァッジョの聖ヨハネが日本
初公開とのこと。連れて行って下さったお友達に
大感謝。

カピトリーノ美術館はカンピドリオの丘にあります。
すぐ近くに住んでいたので時々通ってとても
身近な場所でした。美術館も一度ならず数回は
行ったはずなのに、なぜかほとんど記憶がなくて愕然と
しました。まさか福岡で遭遇するなんて。

ローマ生まれローマ育ち、様々なジャンルのローマの
番組を作ってきたシルヴィオに画像をメールで送ったら
大喜び。これらの作品やローマについて語ったらあと
半世紀はかかると返事がきました。

なかなか遠出が難しくなってきたシルヴィオですが、
今度ローマの友人たちとウンブリアから生まれ故郷の
ローマに連れていく計画を立てています。
やはり人って生まれ故郷に接すると力が湧いてくるんだなと
思います。

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パンペパート、飛ぶように売れ、2回作ったけど
すべて完売しました。只今あと1回分を作っています。
去年から準備していた材料はこれでおしまいです。

ペルージャ産のペルジーノ・フォンデンテ、カカオ50%を
ウンブリアから仕入れています。とても硬いです。
カッターで鉛筆削りをするような感じで削ります。美術系の
人は手で鉛筆を削るのでよくご存じかと。昔は10㎏くらい
一人で削っていたのですが、店の仕事や料理やらで手首を
痛めているので、色んな方に手伝ってもらっています。

湯せんでチョコレートを溶かしてから材料と混ぜる人が
多いですが、マッシモさんのお母さんが削った方が全然
おいしいと言っていました。常々削る方が味がよいと
思っていたので同志を見つけた思いでした。

パンペパートは材料の質を落としたり作業を端折ると
とたんにつまらないお菓子になってしまいます。お店で
買うより、味を良く知っている料理が上手なお家のものが
一番おいしいです。

手間と様々な最高の材料、単純な作り方でこのように
複雑な味のハーモニーが生まれます。歴史の重みを
感じるお菓子です😊

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今年もパンペパートの販売を開始いたします❣

ナッツの輸入が遅れたことや、先週のテレビの反響が
ものすごくてなかなか作る時間を確保できず期限が
迫る中、貴重な時間を割いて手伝って下さった方々、本当に
ありがとうございました!!

知る人ぞ知るウンブリアの伝統菓子。
少し前にガンベロロッソにも紹介されました。ナッツとカルロさんの
ハチミツがぎっしり、胡椒やナツメグなどのスパイス、手作り
オレンジピールが混ざった複雑な芳香、この上なく贅沢な
材料をふんだんに使っています。ぜひこの機会にお試しを。

*お電話、メール、店頭にて販売しています。200g1個
3400円です。

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