buonitaliaのblog

2024年05月

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今回のお料理会ではサルシッチャを作りました。
腸詰めと、中身を使ったパスタ。

どうでしょう。皆さん秘密兵器で腸詰めのハードルが下がった
でしょうか😊 サルシッチャはイタリアの生ソーセージで
イタリア料理の味の柱の一つである、豚の加工肉です。
様々な料理に使えてとても便利。

腸詰めの食文化は日本人にとって別世界のもの。豚の解体を
始めた25年ほど前に衝撃を受けました。それから今まで
ずっと作り続けながら、やはり今でも不思議でたまりません。
知れば知るほど面白いです。

今回のテーブルクロスはナポリの大きなお家の友人(故)が
選んでくれました。アンティークのお店をやっていたすばらしく
センスのよい方でした。かわいらしすぎて自分の趣味と違うと
思いましたが、イタリアの色合いって幼稚にならないんですよね。
彼女の家に遊びに行くと家具も食器もため息がでるくらい。
たくさん影響を受けました。毎回テーブルセッティングも
楽しんでいただけたらうれしいです。

サルシッチャの回は6月にもう一度行います。ご興味のある方、
ぜひご参加お待ちしてます。(後日日程をお知らせします)

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今日はオリーブオイルを使ったパイ生地で
カリフラワーのパイを作りました\(^o^)/

いつも作っているアルバニア風のパイにイースト菌を
混ぜています。バリッとサクッとした生地。やわらかい
カリフラワーにパルミジャーノたっぷりです。

粉ものの楽しさ、野菜のやわらかさ、オリーブオイルの
軽さがたまりません。

温度管理が必要ないので簡単です。カリフラワーは指で
簡単につぶれるくらい柔らかく蒸してから炒めて水分を
飛ばします。

もうすこし細かく動画編集したかったのですがめげました😢
粉ものは実際に作っているところを見てもらうのが一番です。
今度のどこかで料理会でもパイ生地に挑戦してみたいです。

そして今度の水曜日はお料理会です!今月はサルシッチャを
作ります。腸詰め用に目からうろこの秘密兵器を用意して
います(フフフ)。みなさんお楽しみに😊

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そら豆がたくさん届きました😊
全部で8㎏でした。さやを剥いたら3㎏ちょい。

薄皮を剥いたらさらに少なくなりますね。

そら豆のポロにしたり、スープにしたり、
これからしばらく楽しめそうです。
剥いたら小分けにして冷凍します。凍ったまま
茹でればよいので思いついたときに料理できて
重宝します。

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今日は細い羊の腸を使ったぐるぐる巻きサルシッチャを
作りました。サルシッチャ、だいぶ知名度は
上がったけど、まだまだ知らない人の方が多いかしら。

いわゆるウィンナーとは全然違う、生の肉を
腸に詰めたソーセージです。
イタリア人にとってソーセージと言えばサルシッチャ。
安価でどこででも手に入ります。地域によって色々な
サルシッチャがあります。

そのままの形で焼いたり煮たりしてメイン料理にも
なるし、ほぐして様々な料理の旨味の素にもなり、その
活用法はエンドレス。塩、こしょう、にんにく、ワインが
調味料。添加物も一切必要なし。

腸詰めというとハードルが高いですが、日本ではなかなか
手に入りにくいので、中身だけ作って料理に使うと
イタリアの味を再現できます。どこからどこまでがサルシッチャ
ですか?ときかれたことがあります。腸に詰めても詰めないで
中身だけの状態でもサルシッチャとして日常使っています。

イタリア人にサルシッチャの料理を作ったと言うと、必ずしも
腸詰めを想像しないと思います。サルシッチャのパスタ、
サルシッチャのリゾット、サルシッチャの具、などの
言い方をします。サルシッチャのパスタと聞いて丸ごと
腸詰めが入っているとは誰も思わないのではないかと思います。

次回のお料理会では豚の解体からサルシッチャを含む
加工のお話もできればと思います😊

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昨日は雑誌のインタビューがありました。
ミニトマトのコンフィを作ったので、それを
使って今日はスズキのオーブン焼きを作りました😊

ミニトマトのコンフィはとっっても便利でおいしくて
色々な料理に活用できます。「オリーブオイルでとろける
やわらか野菜」に載っているので、ぜひご覧ください\(^o^)/

イタリアではスズキは高級魚でごちそうです。
日本では安価に手に入るし、魚自体もイタリアより
いいと思います。

オリーブの実、ケイパー、イタリアンパセリは3種の
神器のように肉、魚、野菜料理、パスタ、何にでもよく
使います。醤油、酒、みりんみたいな感じかしら。

地中海料理は素材の組み合わせで味を作り、オリーブオイルで
まとめます。オリーブオイルに素材の汁が流れ出し、混ざると
それだけで極上のソースになります。
オリーブの実もケイパーも何年も保存できるので、あると便利です。

生のミニトマトとは一味違った凝縮したコンフィも、そのまま
パンにのせて食べてもご馳走です。

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