buonitaliaのblog

2025年01月

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ここ数日で作ったものです😊うちはみんなターキーが大好きで、モモ一本はローズマリー、ニンニク、レモンの皮、オリーブオイル、塩をまぶして

ジャガイモと一緒にオーブンで焼きます。この辺りは牛、豚、鶏、羊、ターキー、などなどお肉の産地です。


他にズッキーニとツナのパスタ、カリフラワーのパスタ、乾燥ポルチーニと手打ちパスタ、サルシッチャとスペアリブの煮込みとポレンタ、ご飯待ちのワンワンなど。どれもうちの定番です。

夜はミネストローネがほとんど。息子は小さい頃嫌いだったけど今は好きだそう笑



昨日の夜はとなり街にレンタカーを返しに行きました。帰宅してからスマホをレンタカーの中に忘れたことに気づき、またやらかしました(不注意欠陥人)。お店に電話したけれどもう営業時間が終わっていて誰も出ません。ローマでスマホを

盗まれる人よくいるし、今回ばかりはダメかもしれない・・・と凍りつきました。


とりあえず息子の幼馴染に連絡してもらいママ友に相談すると、偶然そこのレンタカーの会社でその幼馴染の友人が働いていて、すぐに連絡してくれ、夜のうちに解決。うちでよくご飯を食べて息子と一緒に遊んでいた小さかったあの子が大きくなって、あっという間に助けてくれました。


こちらの人は仲良くなると、家族親族みんなと食事を共にし、付き合いが深まっていきます。その人の知り合いということで、他の人も急に対応がガラリと変わったりします。その風習は一世代の

みならず、その人の親、大きくなった子供たちまで代々続いていくのだな〜と

思いました。


何家族かとても仲良くしている人たちがいます。

オリーブオイルのマッシモさんやはちみつのカルロさんもそのような付き合いで、阿佐ヶ谷に彼らの最高の食材を届けてくれています。


今日出発、また何か無くさないよう機が動転しないよう、落ち着いて

帰国します💦

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今日はなんと、15年ぶりくらいにカルロさんのお宅にお邪魔しました\(^^)/いつもメールで連絡はしていましたが、実際に会ってジ〜ンときました。カルロさんとシルヴィオは大の仲良しで、毎年シルヴィオに会いに来てくれていたけど、2人はコロナ禍以来でした。


コロナの時イタリアは外出禁止令が出ていて、食品を扱う仕事をしている人だけが外出許可がありました。カルロさんも養蜂のためによく1人で山に行っていたそうで、ついでに誰もいない湖で釣りをしたら罰金を取られたんだよ、と話していました。


カルロさんのはちみつのファンの方がどんどん増えているんだよ、と伝えたらとても嬉しそうでした😄息子のアンドレアは9年前に阿佐ヶ谷にも来てくれて、奥さんとみんなで一緒に焼き鳥を食べたのが懐かしいです。


うちもカルロさんファミリーも実は急なお葬式があり、会える日が本当に限られていました。帰国前になんとか時間を、とギリギリの日程でした。

カルロさんは電話で「なんか毎日色々なことが起こって」と話していて、「うちも実は・・・」みたいな感じでした。


今回の滞在は、近しい人が急に2人亡くなってしまい呆然とした日々でした。そんな中でも何人かなかなか会えなかった大好きな人たちに久しぶりに会えて本当に良かったです。


写真はサフランとレモンの皮を入れたラビオリ、レンズ豆とサルシッチャの煮込みのお昼をご馳走になりました。最高に美味しかったです😊

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翌日の午前中もラヴェンナでダンテの博物館やお墓、別の教会などを

まわりました。ダンテの図書館には蔵書もたくさんあり、ボランティアの

元イタリア文学教師の図書館員の方が色々お話ししてくれました。


息子がオディッセウスの神話にナウシカアーが出てくるなど、どんどん

解説を読んで話してくれ、父親そっくりだな〜と思いました。

美術館は全てトイレも綺麗で人も親切でした。


教会のモザイクは5、6世紀以降はフレスコ画に移行していきました。

モザイクはフレスコ画より良い保存状態で、長く保つ良いものが変わって

いくのはなんだ、前からそうだったのか、と思いました。


ラヴェンナに来る直前、長い付き合いの友人のお母さんが亡くなり、お別れを

してきたばかりでした。サン ヴィターレ教会に入り圧倒されたり感動したり

しながらも、穏やかな気持ちになりました。


写真は昔の暦、象牙の椅子、ダンテの図書館、サンフランチェスコ聖堂の水中の

モザイク(魚が1匹泳いでました)など。


何年か前、サン ヴィターレ教会でゴルトベルクの演奏会があったようで、

阿佐ヶ谷にいるときもYouTubeでいつも聴いています。

https://www.youtube.com/watch?v=i7Rph9OlGN0

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今日はラヴェンナに来ています。28年前にシルヴィオと自転車でアンコーナ〜ヴェネツィア300kmの旅をした時に訪れ、どうしても

また来たかった所です。ウンブリアの家から約240km。今回は車です😊目的は6世紀に建てらたサン ヴィターレ聖堂。美しいモザイクと特殊な八角形の建造物に圧倒されます。


煌びやかさと荘厳さが入り混じり、どんな言葉を尽くしても伝えきれないくらいです。

あんな高い場所に、人の手で1cmくらいの小さな石を、色やかたちを考えながら

一つ一つ埋め込む作業、気が遠くなりつつ、やってみたいという気持ちも沸々と

湧きあがります。


となりにはガッラプラキディア廟堂があります。コンパクトな可愛らしい

建物の中は薄暗く、入ると天井に一面の青と金の星の絵のモザイクで一気に

別世界に入り込みます。奥に彼女と親族の3つの石棺が置かれています。

今回シルヴィオは体調を考え来られませんでしたが、もう一度観たいところ

だそうで、暖かくなったらまたトライしたいです。ラヴェンナ凄すぎます。


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毎日あっという間に過ぎていきます。ここ数日作った物など。手作りニョッキ、オレッキエッテ、牛肉の赤ワイン煮、カルボナーラ、先日の豚の解体で作ったサルシッチャソースと手打ちのパスタなど。私の朝食はパンとストラッキーノチーズ、はちみつ、果物が多いです。


息子が生まれ育ったところの味を噛み締めているようです。シルヴィオは硬いものが全然食べられないので柔らかくしたものばかりです。あんなに元気で60代も2人で自転車でアルプスを走ったりしていたのになと思います。


とにかく足腰と、歯には気をつけようと思います。食べてきたものを思い出したら人って幸せを感じるのだな〜としみじみ。


シルヴィオは普段ルーマニア人の女性が住み込みで世話をしてくれてます。イタリアでは施設に入るより、移民の人々に住み込みの介護を頼む人は多いです。

50年以上前はシルヴィオはAP通信の記者として世界中を飛び回っていたので家を空けることも多く、元奥さんもバリバリのキャリアウーマンだったので、子育ても家のこともイタリア人のお手伝いさんが住み込みでしてもらって

いたそうです。今はとにかく移民。時代の移り変わりを感じます。


育ってきた背景も文化も言葉も全然異なる人が家にいるのは難し過ぎて、先日のローマの友人に「私慣れていないから」と言ったら、「誰も慣れてないわよ!」と言われてびっくり!住み込みではないけど毎日お手伝いさんがいる家だったので、なんだそうだったのか〜と目から鱗でした😳

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