buonitaliaのblog

2025年06月

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昨日はウンブリア州ペルージャ県のカステッルッチョ ディ ノルチャに行ってきました。

ここは何世紀も前湖が干上がってできた土地で、世界で最も高品質のレンズ豆が採れます。レンズ豆はどう控えめに言っても別物。同じ産地名のも見かけるけど、ここまで来ないとなかなか同じ品質のは手に入りません。お料理会で豆とオリーブオイルの美味しさをもっと生徒さんに知ってもらえたらと意気込んでいます。


この時期は年に一度見られる開花の時期。広大な土地一面が天空の花畑に。

今年の6月は稀にみる暑さのため、お花が枯れて当たり年ではなかったみたいです。とはいえや見たいと思っていて気づいたら20年も経っていたため、じ〜んと来ました。


レンズ豆の花は白く小さくて可愛らしく、葉はグリーンピースの葉を小さくしたよう。

野生のアーティチョークの花も咲いていました。ここにいるとゆったり雄大な

雄大な山に吸い込まれていきそうな感覚になります。


お昼にレンズ豆のズッパと生ハムやサラミ、チーズもいただきました。

よくお料理会で話していますが、この辺りは歴史的に豚肉加工で重要な

ところです。シェフのロザンナさんにズッパの作り方のコツを教えて

もらえました。トマトを入れるかどうかで、一緒に行った料理上手な

ママ友と同じ疑問を持っていたことを知り密かにびっくりしてました。


ママ友に、昔日本で須賀敦子さんという作家がカステッルッチョのことをエッセイに書いていて、その人はナタリア ギンズブルクの本の翻訳を手掛けた人なんだよと言うと「あ〜ナタリア ギンズブルクならよく見かけたわよ〜」とのこと。近所に別荘があるのは知っていたけど、地元の人にとっては意外と身近だったのかしら。


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チェリーパイを作りました\(^^)/


チェリーパイは高校生の時から作っていました。そのころは冷凍のブラックチェリーを青山のスーパーまで買いに行っていました。日本のさくらんぼ以外はアメリカンチェリーの認識

でしたが、その後イタリアに来てからヨーロッパで栽培されている品種がたくさんあることを知りました。


スイスを自転車で旅行していた時、毎日チェリーパイを食べまくっていました。フランスとの国境近く、モンフォコンという街の周辺は

特に印象に残っています。白いフクロウがいる山の方に行くとだんだんブラックチェリーに変わっていったのを覚えています。ベリーのような華やかな美味しさで、いつも頭の片隅にあの味があります。


パイは甘く煮てコーンスターチでとろみをつけたチェリーがぎっしり詰まっています。生地はバターと粉、水を少量で粉の風味を堪能できます。ルスティコ(リュスティック):素朴な、飾り気のない、田舎の、鄙びた、田園の、粗野な、という意味。この中でしっくりくるのは

「飾り気のない」かしら。ここに「華やかさ」という意味をプラスして一言で表せるといいのだけど。「飾り気のない」は性に合ってます😊


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一昨は誕生日でした。普通は誕生日の人が友人を招いてお祝いをします。しかし今回難題が山積みで自分の誕生日なんて考えていませんでした。すると先日ローマでお皿を運ぶに車を出してくれた友人の一家が夕飯にどうぞと、朝にしめた鶏を焼いて祝ってくれました。


友人の娘がケーキにろうそくまで立ててくれ、この子たちが小さい頃よく子供達のお誕生日会を開いてケーキにろうそくを立てたことが脳裏に蘇りました。「これってさあ、私たちがあなたたちにやってたことじゃない」と言うと、「そういえばそうだった」と月日が経ったことにみんなで笑みがこぼれました。


先日は歩いてスーパーに行く途中ルーマニア人の息子の幼馴染にばったり会い、すぐそこのスーパーまで車で送ってくれました。この子はお母さんが仕事のためお昼にいつもひとりぼっちで広場に座っていて、よくうちで一緒にお昼を食べました。ジャガイモとピッツァビアンカ以外何も食べないので困っていたところ、なぜかカレーだけ喜んで食べたので唖然としたことも。


今年の冬に滞在した時は別の幼馴染の子が紛失した携帯をすぐに見つけて保管しておいてくれたり、バイト先の家具のお店を紹介して案内してくれたり、大きくなった近所の子がみんなで助けてくれ戸惑うやら嬉しいやら。


東京にいると隣近所に誰が住んでいるかも知らず、先日も近くで孤独死したお年寄りを見かけたばかり。東京は独特だなと思います。


誕生日を祝ってくれる一家にせめて何かをとサーモンの押し寿司を作って持ち寄ると、友人の娘がお箸を上手に使います。どこで覚えたのか聞くと、なんと昔私が教えたのだそう。そうだったっけ。


この村で過ごした時間が思いもよらぬ形で戻ってきて、普段時間が作る美味しさばかり説いていたけれど、料理だけじゃなかった!と大発見。


「イタリアの小さな村」の番組が好きなブオーノイタリアのお客さんがたくさんいるのよくわかります\(^^)/

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先日はちょっとローマに行ってきました。ローマは建物が何百年も同じで街並みが全然変わりません。


フランスに帰る友人が食器を処分するとのことで、お皿やグラスをたくさんいただきました。どれも馴染み深いものばかり。

東京でのお料理会の時に使おうかな・・・。


ローマ在住の時友人は向かいの家に住んでいて、ことあるごとに食事会に呼ばれていました。おかげで知らない間にいろんなことが身についたと思います。一番苦手だった知らない人との会話もいつの間にかできるようになりました。お皿は一番の思い出の品で本当に嬉しかったです。


大荷物になったので、ローマで仕事している友人に車で19時に迎えに来てもらいました。中心街は19時までは住民票がないと車で入れません。車線がない石畳の狭い道など、バイクはもちろん車も右から左からどんどん割り込んできます。ヴェネツィア広場に合流する道などごちゃごちゃです。


この人は息子と一緒に育ったウンブリアの人で、3歳の頃からよく知っています。

ローマで仕事をしていて、すっかりローマ流の運転を覚えた様子。週末にウンブリアに帰るとのことで、お皿は車で持ってきてもらうことに。


本当に助かりました。帰りに一緒にピザを食べてから電車に乗ってウンブリアに。

駅から車で家に帰る途中、草むらで野うさぎを発見!夜はいろんな動物を見かけます。


写真はローマのオステリア、先日亡くなったローマ教皇が眠るサンタ マリア マッジョーレ教会、ヴェネツィア広場周辺の混雑、混雑の裏のテラスでくつろぐ人びと

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オレッキエッテとトマト、モッツァレラチーズのパスタを作りました。今日も暑いです☀️


昨日はフランス人の友人が母国に帰るため、お別れに来てくれました。18歳の頃パリの画廊に勤めた後、ローマが大好きで移住した人です。以来60年、20代からシルヴィオの大親友。語学が得意で通訳や翻訳の仕事をしていました。


年明けに突然イタリア人のご主人を亡くしてフランスへ戻ることに。人生のほとんどを過ごした街を後にするって、自分を丸ごと置いてきてしまう感覚だと思います。


私とシルヴィオが結婚した時心から喜んでくれ、役所の届け出の時夫婦で証人として来てくれました。いつもお互いの家を行き来して今考えると随分長い時間を一緒に過ごしました。最近はシルヴィオに、あの人僕より君と話したいみたいと気を使われるようになりました。


小学校の迎えに行ってくれた時、息子は「先生僕の友達が来たよ!」と紹介しに行きました。「まあ!いつも話していたお友達ってあなたのことでしたか!」と大きなお友達に先生もびっくり。


息子が悔しそうに「みんなが僕に釣り目のポーズをするんだ」と言うと、親指と人差し指で輪を作り、両手を目にあてて「あなたはこうしてやりなさい」。


2歳の時戦争でお母さんを亡くし、その時自身も足に深い傷を負いました。82歳になった今は転びやすく、シルヴィオももう遠くには行けません。

彼女はお葬式の日も昨日もサングラスを外しませんでした。


フランスでは育てのお母さんが介護付きマンションで暮らしていたようにするとのこと。

妹や弟、姪や甥に囲まれて、きっと寂しくないと思います。


写真最後、暑くてますます細長い半野良のビアンケット。

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