buonitaliaのblog

2025年07月

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こちらはアブルッツォ州の環境保護区域の国立自然公園。アペニン山脈で最も高い標高2900m、グランサッソ山塊の麓でこの辺りは1500mほどの高さ。ヨーロッパの最も南で

見られる氷河があります。ブオーノイタリアで販売している養蜂家カルロさんに養蜂を見せてもらいに訪れました。


ここに来たのは20年ぶり。2009年に大地震があり、かなり被害が酷かった場所です。あちこちでまだ崩れた家がそのままになっています。

復興にはまだまだ時間がかかるとのこと。


巣箱が置いてあるところに連れて行ってもらいました。今は百花蜜の採取の最中です。ビーポーレンも見せてもらいました。販売する際は

カビの問題があるので乾燥させますが、出来立てはしっとりふんわりして、巣箱から出すとお花の香りがぱ〜っと漂いました。乾燥のよりさらに甘みと華やかな香りがありクセもありませんでした。


ローヤルゼリーやプロポリスと並んで大変栄養価が高いスーパーフード。花粉症の治療にも効果が認められているとか。カルロさんも私も一瞬黙った後、日本に輸入するにはまた大変な書類作りの労力とコストかしら・・・と遠い目に。


昨日はカルロさんの奥さんと長男、友人も

合流し、カルロさんの次男、私と一緒に来た友人.7人で夕飯を食べに行きました。羊肉やサラミの産地で地元の味を満喫しました。


写真はカルロさんのお父さんが使用していた古い巣箱、ビーポーレン、周辺の山々と湖など。興味深いお話をたくさん伺いました。

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近所の猫たち

猫用階段をつくったお宅、お肉屋さんの猫と薬局の中で寝ている猫。毎日暑いですね。

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昨日も今日も猛烈に暑くて庭の気温は42度。


畑の夏野菜はもう少しかかりそうで、かといって気温は真夏。何を作ったらいいのか

戸惑います。一応今の季節はバジルが若くて良い時期なので、バジルペーストのパスタやニョッキなど何度も作りました。庭に生えた野生のアスパラガスを冷凍して取っておいてくれたので、リゾットを作りたいけど暑くて気乗りせず・・・。


カルボナーラ、バジルペースト、オテッロ風トマトのスパゲッティ、オッソブーコ、大統領のインゲンパスタ、アプリコットのケーキ、ズッキーニのグリル、ナスのパルミジャーナなどを作りました。変わり映えせず💦


アプリコットは焼くと酸味が強くなり甘酸っぱいの好きには最高です。野菜や果物を長年ここで作って馴染んでいたのに、毎回来るたびに野菜や果物の水分量が少なくてハッとします。今は年に2度も来ているのに、頭では理解していてもたった半年の間に感覚を忘れます。メロンも桃もガッシガシ。日本の果物でケーキを焼いたら水分の海になる気がしてきました。お風呂のお湯を豊富に使える国なんて、なかなかないのかとも思います。


こちらに着いて1週間くらいしたら、ヘルパーの人が急に1ヶ月のバカンスに行ってしまいました。新しい人を探すのにすったもんだして、一昨日からモルドバ共和国の女性が来ています。


イタリアには着いたばかりだそうで、イタリア語も全くできません。私は私でモルドバの言語がルーマニア語ってことすら知らず、翻訳機能アプリを使いまくりです。しかしルーマニア語で会話していたつもりがロシア語だったようで、ルーマニア語がアプリにないらしい。彼女はロシア語もわかるそうで、モルドバとロシアとルーマニアとがこんがらがって何の話かと思いました。調べたらウクライナの隣国で複雑な歴史が。


ヘルパーといっても介護資格はなく、普通の人です。文化も習慣も言語も全く異なる人といきなり一緒に暮らすなんて、ヨーロッパは過酷だなと思います。とりあえず昔ウクライナの人にご馳走になったポピーシードのケーキを作れるか聞いたら、できるとのこと。楽しみです。料理の話題はいつも助かります。

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