昨日はウンブリアに着いて初めての快晴でした。お散歩がてら前から
気になっていた家を見に行ってきました。持ち主はアンティーク家具専門の
インテリアデザイナーで、レストランやホテルなどを数多く手掛ける女性
でした。
古い家のキッチンの位置を変えたりして綺麗に改築され、キッチンの流しは
大きな岩を削った珍しいものでした。壁の色に合わせて家具やソファーの色まで
まるで絵本の中の家みたいで、なんて可愛いのだろうと感心しました。
持ち主は英語圏の人で、「Do you speak English?」と言われ、3人で
同時に「Yes」、私だけ「No」。シルヴィオと友人のフランス人は
イタリア語、英語、フランス語の3ヶ国語で誰とでもどこにいても
楽しくおしゃべり。この2人と一緒にいるとどんな人とも軽い冗談を交えながら
スムーズにコミュニケーションが取れるので、いつも羨ましくてたまりません。
家主さんも安心してたくさんおしゃべりしていました。
フランス人の友人は私たちがウンブリアに引っ越してきた時からずっと
近くに家を探していたので、私が運転手でこの20年何軒も見てきました。
この家は今まで見た中でも3本の指に入るくらい。「私この家とっても好きだわ」
と言うので「私も!!」と盛り上がりました。
街の片側には大きな古い壁が続き、上にはコルシーニ家が建てたお城があります。
壁から生える雑草が色々物語っているように見え、ここだけ違う時間が流れて
いるようです。よく手入れされた庭には樹齢300年のオリーブの木がありました。
*今日のビアンキーノくんは目の周りに赤い何かをつけてお化粧したみたいでした。
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