昨日は夜の気温がなんと4度で急に12月かと思いました。今日は日中暖かく
なったけど朝晩はすっかり秋です。
パニカーレという小さな街にどうしても行きたかったのでお天気がイマイチ
でしたが出発。ウンブリア州の北の方にある、トラジメーノ湖の近くです。
27年前、シルヴィオと2人で湖からローマまでの自転車旅行の途中に泊まりました。
朝起きた時の窓から見た風景があまりにも綺麗で、いつかまた行きたいとずっと
思っておりました。途中で寄ったバールでパニカーレへの道を訊いたら、バールに
いたお客さんも「とても綺麗なところだからぜひ行った方がいいですよ」と勧めて
くれました。
歩いたら5分くらいでぐるっと回れる小さな街で、昔から攻撃されるたびに
城壁を作ってそれが街になっていったところです。
ホテルはなく、普通の家が部屋を貸しています。小さなレストランがあり、そこで
パンナコッタを食べたのを覚えています。前日にかっこいいレストランで食べた
パンナコッタと異なり、家庭で作ったような素朴なパンナコッタでした。
今もあるかなと前を通ったらお店の雰囲気がオシャレになっていた気がします。
車で行く途中山の合間から雨が降ったり止んだり、陽も差していたので
いくつも虹が見えました。少し先に大きな虹がかかり、車の目の前も虹色。
まるで虹の中を走っているような風景でした。パニカーレは今も変わらず
とても素敵な街でした。
写真は行く途中のバスキで食べた豚肉の煮込みとマッシュポテト。ローカルな
レストランで美味しかった!
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