こちらは今年の1月に友人宅で作ったセミドライのサルシッチャ。
サルシッチャは冬に解体した豚を使って作ります。
だいたい40㎏ぐらいできます。
いっぺんには食べきれないので、吊るして乾燥させます。
生のを焼いたり煮たりするのは一部。乾燥させた
サルシッチャはサラミのように保存食として食べます。
真空パックにするのが一番味が落ちず長持ちします。
家庭で豚を解体してサルシッチャを作ったら必然的にできます。
そして家で作ったセミドライのサルシッチャと、この前
カステッルッチョ ディ ノルチャのお土産屋さんで
購入したいのししのセミドライサルシッチャをご覧ください。
色の違い・・・。通常いのししの肉は豚よりさらに黒いのですが、
妙に赤いですね。色が赤い方がおいしそうに見え、保存料は
安心なのしれませんが、黒い方が自然な色で、味もしょっぱいです。
保存料、着色料不要のものも普通に食料品店で売っています。
そして保存や旨味を出すのに欠かせないのが塩。料理会では度々
私の作るサルシッチャがしょっぱいとびっくりされます。
色々と悩みまして、東京在住のイタリア人の方何人かに
試食してもらったところ、これこそがサルシッチャとのこと。
サルシッチャはしょっぱいもので、パンと一緒に食べるもの
なんだから、と口をそろえます。
サルシッチャはしょっぱいものなのです。そしてしょっぱい
サルシッチャの食べ方は無限大。ちゃんとパンやパスタ、野菜と
一緒に食べて、しょっぱいからこそ料理がおいしくなる、
そのための食材なのだと発見になればなと思いました。深く
食文化を知るための第一歩です。
10月のお料理会でも、サルシッチャの魅力をお届けします。
10月16日(水):サルシッチャとキノコの手打ちパスタ(会費5千円)
(サルシッチャの腸詰めの回に参加された方に限ります)、
10月23日:サルシッチャの腸詰めとサルシッチャとトマトソースのパスタ
(会費8千円)。
*腸詰めの回は、最初の予定より材料費がかかって
おりまして、8千円になりました。盛沢山の回です。
10月1日(火)から電話でご予約承ります。みなさまご参加
お待ちしてます\(^o^)/
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