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昨日は息子とローマの友人夫婦のお見舞いに行きました。彼らはシルヴィオの若い頃からの友人で、ローマ在住の時は向かいに住んで行き来し、現在は彼らがウンブリアの家の近くに家を借りてよく一緒に過ごします。


お昼は別の友人とローマのピッツァを食べに行きました。ローマ名物、アーティチョークと干し鱈のフリット、トリッパなどなど。ナポリ育ちの友人は、「ナポリでは言えないんだけど、最近はナポリのピッツァは食べきれないのよね」とヒソヒソ声。その土地の物を食べているとそこの人になっていく気がします。


食後散歩がてら友人宅に向かう途中、ふと古書店のガラスケースに美しいイタリアの地図の印刷物が目に入りました。ピンポンを押すと中から鍵を開けてくれ、分厚いガラスの扉が開きました。尋ねると値段は3千ユーロ以上。


ぽっか〜んとしていると、年配の店主が「あなたが気に入っただけあります」とにっこり。

他に似てるものはありますかときくと、いくつか見せてくれ、小さいのを購入しました。1700年代のパリで印刷したイタリア地図。色や紙の質に心躍ります。


夕方友人の好きなチューリップの花束を買ってお見舞いに。彼女の弟夫婦がフランスから来ていて、みんなでしばらくおしゃべりしました。

弟さんにお父さんそっくりねと言うと、「僕はまだ髪があるんだ」と笑い、20代のシルヴィオをよく知っている弟夫婦は、息子がシルヴィオの若い頃にそっくりだと何度も何度も嬉しそうに話していました。80代の彼らと20代の息子、いろんな時間が交差してジ〜ンときました。


弟さんの奥さんがチューリップを絵に描いたように綺麗に飾ってくれました。この家にお花を飾るとモネやマティスの絵が生まれたのに納得😊🇮🇹