
こちらはアブルッツォ州の環境保護区域の国立自然公園。アペニン山脈で最も高い標高2900m、グランサッソ山塊の麓でこの辺りは1500mほどの高さ。ヨーロッパの最も南で
見られる氷河があります。ブオーノイタリアで販売している養蜂家カルロさんに養蜂を見せてもらいに訪れました。
ここに来たのは20年ぶり。2009年に大地震があり、かなり被害が酷かった場所です。あちこちでまだ崩れた家がそのままになっています。
復興にはまだまだ時間がかかるとのこと。
巣箱が置いてあるところに連れて行ってもらいました。今は百花蜜の採取の最中です。ビーポーレンも見せてもらいました。販売する際は
カビの問題があるので乾燥させますが、出来立てはしっとりふんわりして、巣箱から出すとお花の香りがぱ〜っと漂いました。乾燥のよりさらに甘みと華やかな香りがありクセもありませんでした。
ローヤルゼリーやプロポリスと並んで大変栄養価が高いスーパーフード。花粉症の治療にも効果が認められているとか。カルロさんも私も一瞬黙った後、日本に輸入するにはまた大変な書類作りの労力とコストかしら・・・と遠い目に。
昨日はカルロさんの奥さんと長男、友人も
合流し、カルロさんの次男、私と一緒に来た友人.7人で夕飯を食べに行きました。羊肉やサラミの産地で地元の味を満喫しました。
写真はカルロさんのお父さんが使用していた古い巣箱、ビーポーレン、周辺の山々と湖など。興味深いお話をたくさん伺いました。
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