

先日のマッシモさんからのお便りによると、
2025年度はオリーブ不作の年になるとの
こと。
今年6、7月に滞在した時、すでに記録的な
猛暑でなり始めのオリーブの実がかなり焦げた
ように落ちているのを見ました。心配しておりましたが、秋になって中部地方は害虫の被害が甚大だったそうで、村の友人のところも実が全然ないのだとか。
日本もですが、ヨーロッパも30年前と比べだいぶ気候が変わってきています。6月は一年で最も
過ごしやすい季節。天気が良く、涼しくて
過ごしやすいオリーブに最適の気候だったはず。
冬も気温が下がらないため天敵のハエや蛾の幼虫が増えるみたいです。
マッシモさんは難を逃れた良い状態のオリーブの実をブオーノイタリアのために確保してくれています。量が少ないため、2025年度の価格はかなり厳しいものとなりそうです。円安の影響もかつないほど。2年前の1ユーロ140円から大きく変わり、今や180円に届きそうな勢いです。
新しいオリーブオイルの入荷は月末を予定しております。天候や飛行機の便の日程で多少前後するかとは思いますが、なんとか皆様に例年と同じく良いオリーブオイルを届けられるようがんばります。
写真は6月のウンブリアのオリーブの木とモンタルチーノのオリーブの実です。

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