


昨日は友人の豚の解体を手伝いに行ってきました。毎年この時期に行います。今朝はマイナス2℃。道も凍っていて寒かったです。ここに暮らしていた時は毎年この家族と豚を1頭買って半分に分けていました。解体の中心になるのが
友人の友達のマルコさん。熟練の素晴らしい手捌きです。
友人や彼のお母さんが子供の頃の豚の解体の話を聞くのが好きです。昔は兄弟で腸を洗いに近くの川に行って水が冷たかったよね、とかお母さんの作るコッパ(耳や鼻などを茹でて固めたゼラチン質のハム)は何度も丁寧に茹でこぼして、臭みや脂っこさが抜けて繊細な味だったとか。昔いただいたけど別物でした。
終わってからお昼をご馳走になりました。友人夫妻と娘2人、友人のお兄さんとお母さん、私とシルヴィオの8人で大きなテーブルを囲みます。サルシッチャのパスタの美味しかったことと言ったら。胸腺の炒め物には庭のレモンが入っていて、肉の旨みに爽やかなレモンの風味がたまりません。胸腺の脂は他の部位に比べて胃腸に負担の少ないすっきりした脂です。お皿に
残った脂をパンにつけて最後まで味わいます。
長年このお家の方達と一緒に食事をするたびに、オリーブオイルや肉の脂分をいかに美味しく胃もたれしないよう調理するか、本当に色々なことを教えてもらいました。
お母さんのマリアはダヴィンチの素描に出てくるようなお顔で、いつも見惚れてしまいます。80代の彼女のお料理は丁寧な手仕事で家族の
健康を考えて作り続けた時間の流れがあります。息子2人や奥さん、孫娘たちみんなそれぞれ仕事を持ちながらも野菜を作り、家畜を飼育し続け、みんなで食べるものを守っているのがわかります。長時間フライトで胃腸がブロックしていたけど、彼女のお料理で元気が戻ってきました。
猫のティベッリーノはいなくなったそうで、今年からメオちゃんが参加しています。メオって鳴くからメオちゃんだそうです笑
休憩の時に去年作った生ハムをパンにのせていただきました。昔この生ハムが食べたくて豚の解体を始めたのを思い出しました。




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