
牛のテールを売っていたので一本買ってきました。ローマ出身のシルヴィオが食べたいとのことで、コーダ ヴァッチナーラを作りました。ローマの下町テスタッチョ地区は昔から食肉処理場があり、内臓や尻尾などの料理が発達しました。トリッパの煮込みなどでも知られています。
コーダはイタリア語で尻尾の意味。私は中学の時吹奏楽部でバリトンサックスを吹いていて、イタリアに来たばかりの頃コーダと言えば音楽用語の意味しか知りませんでした。語学の勉強に音楽用語や食べ物の名前から入っていけたのは助かりました。今も日本にいる時は忘れないよう毎日イタリア語でニュースを聴いたりメッセージを書いたり調べものをしたりしています。元々語学が得意だったわけではなく人より時間がかかりましたが、苦労して覚えてほんとよかったです。
牛のテールは5時間煮込みました。特に難しいことはなく、時々煮汁をかけて肉が乾かないようにします。セロリとにんじんはあえて大きいめに入れ、じっくり煮込んだとろける
おいしさを堪能しました。
骨の周りのゼラチン質の部位が特徴です。テールの旨みがトマトに出て濃厚な味になりました。赤ワインを飲んで、焼きたてのお菓子を食べたあと、シルヴィオが目を閉じて「なんて美味しい食事だろう」と呟きました。久しぶりの故郷を料理で満喫できたみたいです。ワンワン君も大喜。写真最後はシルヴィオのAP通信時代。50年前くらいかしら。びっくり🫢








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