ヤフーグルメの「こぐれひでこのごはん日記」の中で、こぐれさんが豆製品とオリーブオイルの相性がいいかもと書かれていました(8月25日の日記)。本当にそうなんです。

イタリア、特にトスカーナやウンブリアなどの中部イタリアの人たちはよく豆を食べます。日本では豆は甘く煮ることが多いのですが、オリーブオイルと塩の味で、トマト味のスープの実にしてと食べ方が違っています。

イタリアのジャーナリスト、シルヴィオ・ピエルサンティはうちの社長で、オリーブオイルやはちみつを「美味しい!」って選んでいる当人でもあるわけなのですが、その彼は甘い豆には違和感がありました。日本からお土産のようかんを持って行ったときのこと、「豆のジャムだね」とパンにはさんで食べました。日本の食べ物は何でも好きなのですが、ようかんはちょっと苦手なようで、パンにはさんで凌いだ感じです。そう言えば、ドラ焼きも何とか口にしないですむようにしますねぇ。

で、ピエルサンティ家の豆料理を一つ紹介します。ひよこ豆をやわらかくゆでます。その豆とゆで汁を少し小鉢にとってオリーブオイルと塩を一つまみ。あとは好みで、イタリアンパセリでも他のハーブでもパラリとのせてそのまま召し上がれ。トマトを刻んで混ぜても合うと思います。

それではまた明日。