昼食の後、子供を寝かしつけて台所に直行。買ってきて10日ほど経つ20kgのトマトを、冬用に瓶詰めにする大仕事を始めました。最初の20kgはこの前1kgと500gの瓶に詰め終わっていたのですが、今日はその残りです。

なぜ一週間以上も放置しておくかというと、お店で買うトマトはまだあまり赤くなっていない時期から収穫してしまうので程よく熟するまで待たないとおいしくなりません。家で採れるトマトも、パスタや肉料理用のソースにするものは、収穫後、しばらく冷暗所に置いておいたほうがより熟しておいしくなります。

よく家庭菜園をやるのだから、採れたての野菜をたべられていいねと言われますが、トマトに限っては採れたてで食べるのはサラダ用のそんなに赤くないトマトで、ソース用のは3、4日置いてから使います。そのくらい熟するまで茎についていると(本当に”完熟”の状態)、害虫や天候の被害にあってダメになってしまうことが多いのです(トマトの種類にもよりますが)。

2時間かけて全部瓶に詰め終わりました(作り方は後日写真つきで載せたいと思います)。この前のとあわせて、1kgの瓶が6本、500gの瓶が17本できました。それでも来年の夏までうちで使うのには足りないので、あともう3、40kg作らないといけないようです。

大変な作業だけれど、終わった時とても満足できてうれしいものです。これで来年まで安心だなと思います。そしてたくさん並んだ赤いトマトの瓶はとてもきれいです。

この時期近所の農家の主婦達は、今年はどのくらい作ったか、どこのトマトはいくらだったかとか、それぞれのレシピの交換などをしています。

今まで子供が小さくてなかなか1人でできなかったのですが、(普通嫁、姑、叔母など総出でやる)私も今年から中に入っていろいろと情報を交換をしたりしてイタリアの田舎暮らしを実感しています。