最近ヨーロッパではポテトチップスやコカコーラ、その他の売っている食品の規定の量を50%減らそうということが協議されている。肥満防止のためである。
昔はポテトチップスの袋はとても小さいものだったのが、今ではその2倍も3倍もの大きな袋で売られているので、気がつかないうちにたくさんの量を食べてしまうということだそう。
それでもイタリアは日本に比べてスナック菓子の種類がすごく少ない。そんなもの食べなくてもおいしい切り売りピザやパニーノ、ジェラートなど手軽で健康的なものがあふれているから、と夫は言う。
そんなイタリアでも、母親が働くことが多くなり、幼稚園や学校に持ってくるおやつもスナック菓子が増えてきている。でも今でも時々田舎の幼稚園などは、おやつにパンとオリーブオイルだけという所もあったりする。
パンとオリーブオイル、一見つまらないおやつ、と思われがちだが、おいしいオリーブオイルとパンの組み合わせは食べ始めたらやめられないほど素朴でおいしいものなのである。
スナック菓子や調理済の食品ばかり食べていると、舌が麻痺してそういう素朴な味がわからなくなってしまう。あまり自然食品にこだわりすぎて口うるさいのも感じ悪いけど、日常食べるものにはやはり気をつけたいと思う。
今日子
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