昨日の夜近所に出来た新しいレストランに行ってみた。いつも行くレストランにピザを食べに行ったら休みだったので試しに新しい所に変えてみたのだ。
ピザを食べるときは、だいたい前菜に豆料理や小さいコロッケやスプリというお米のコロッケなどの揚げ物、ブルスケッタ(上にトマト、レバーペースト、トリュフなど数種類)を食べる。
日本人ならこの段階でけっこうお腹がいっぱいになってしまい、メインのピザがあまりに大きくてしまったと思う。そんなに食べられないと思ってしまう。
ここまではとてもおいしかった。いよいよメインのピザで、レストランの味を知るならオーソドックスなマルゲリータ(トマトソースとモッツァレッラチーズ)がいいと4人とも同じ物を頼んだ。
(余談だが、普通パスタなどみんなトマトとモッツァレッラの入っているものには、イタリアの国旗の色を真似てバジリコの緑色が入っているのだが、このマルゲリータだけは緑のバジリコを入れていないのが不思議だ)
だされたピザを食べてみて、あれ?・・・、おいしくなかった。これ、マルゲリータじゃないよね・・・。生地もトマトソースもチーズもなんだか別のものだ。他のものはあんなにおいしかったのに、どうして?
ふと周りを見るとピザを食べている人は誰もいない。パスタやお肉、みんなどれもおいしそうだ。
そうか、ここはピザよりもパスタのお店だったのか。よくあるのは、ピザはピザ職人が作らないとなかなかうまくいかない。もちろん家庭用のピザをおいしく食べられるところもあるが、職人の作るピザはまたちがったものなのだ。ローマの名の知られたピザ屋さんだと、ピザ職人は一晩に100単位のピザを焼く。
給料も月に40万、50万と、他の料理人に比べたらかなり高級だ。そんなお金のかかるピザ職人を田舎のレストランで使うわけにはいかないので、やはりピザはピザ職人のいる”PIZZERIA”(ピッツェリア)に行った方がよい。
今日子
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