前回くし切りにしないと書いたトマト。
今回は、適度に熟れたトマトを楽しむ、
ざく切りの食べ方です。



トマト(大)3個を大き目のざく切りにします。
塩、ワインビネガー、オリーブオイル、オレガノが
味の決め手です。(もちろん一人分)



あとは茹で卵と皮をむいて半分に切ったにんにく、
あれば塩漬けケイパーを入れ、ざっくり和えるだけです。



この場合バルサミコ酢よりすっきり酸味が効いた
ワインビネガーの方がお勧めです。
食べ終わる頃、トマトから汁がたくさん出て、
ワインビネガーやオリーブオイルと合わさった
ソースがお皿いっぱいでていることに気付きます。



この汁がおいしくて、パンに浸して食べます。
汁にパンを浸して作るパンツァネッラという料理も
あるくらい、イタリアの人はこの汁に親しみを感じて
おります。



加熱でも生でも、野菜の汁を出さないようにひたすら
気をつける日本の野菜の食べ方とちょっと異なります。
野菜の水分とオリーブオイルは料理の大事な要素の
一つなのです。