クリスマスが近くなると、教会の讃美歌を思い出します。
ジングルベルより身近です。 “Les Anges dans nos campagnes” は
1800年代のフランスの讃美歌。わりと新しいですね。日本語名は
「荒野の果てに」とか「君なるイエスがあれましぬ」。
天使が空から降りてきて、イスラエルの救い主誕生を歌う歌。どうして
カトリックの歌にイスラエルの救世主が出てくるのかシルヴィオに
尋ねたら、カトリックは新約聖書を作る際に旧約聖書も一部取り入れて
いて、特に不思議はないそう。ユダヤ教は新約聖書を認めていないので、
その反対はないのだとか。
シルヴィオは司祭になるための学校を出ているので尋ねるともっと
詳しく教えてくれます。
昔彼とローマのアヴェンティーノの丘にあるサンタ サビーナ教会で
讃美歌を聴いたことがあります。それから教会の音楽が大好きに
なりました。静かなクリスマスの夜でした。
夕食のあと自転車に乗って丘の上へ。坂道をひたすら登って、
ひんやりとした寒さも教会についた頃には汗をかくほどに。
建物の音響や雰囲気と相まって西洋音楽が宗教と密接していることを
実感しました。
この歌のお気に入り動画。ソリスタの声に感動。
https://www.youtube.com/watch?v=pAtRA8RUg2s
① Gli angeli della nostra campagna
hanno intonato (cantato) l'inno dei cieli
e l'eco delle nostra montagne
ripete quel canto melodioso
Gloria a Dio nell'alto dei cieli (latino).
② Pastori uscite dalle vostre capanne
Venite ad unirvi al loro concerto
che le vostre dolci zampogne
facciano risuonare la musica nell'aria
gloria in excelsis ecc
Gloria a Dio nell'alto dei cieli (latino).
③ Loro (gli angeli) annunciano la nascita
del liberatore di Israele
e pieni di riconoscenza
cantano in questo giorno solenne.
Gloria a Dio nell'alto dei cieli (latino).
イタリア語に訳すとこんな風です。Silvio Piersanti訳
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