ゴールデンウィークも残りわずか。皆さまいかが
お過ごしでしょうか。今日は能古島みやげのビーツを
レンズ豆と煮てみました。生のビーツがうれしいかぎり。
ビーツと言えばロシア料理。愛読書檀流クッキングにも
ボルシチやサラダとして出てきて、檀太郎さんの料理教室や
本の撮影でも登場しました。
ビーツは飲む輸血と言われ、貧血に良い食材です。レンズ豆も
同様に、鉄分が豊富で両方とも銅が含まれているので鉄の
吸収を助けてくれます。この料理は貧血気味で妊娠中から
気に入ってせっせと食べておりました。
作り方も簡単です。(4人分)
にんじん1本は適当な大きさに切って、小玉ねぎ5,6個、
ローズマリー、月桂樹の葉をたっぷりのオリーブオイル
(大さじ4,5杯)で炒めます。香りがでてきたら、洗って
水気を切ったレンズ豆約150gをいれてしばらく炒めます。
そこに下ゆでして皮をむき、大き目に切ったビーツ(小)
5,6個を入れて炒めます。甘い香りがしてきたら、赤ワイン
カップ1をまわしいれてアルコールを飛ばします。
赤ワインはしっかりどっしりした味をお勧めします。
そこにお湯カップ1程度を入れ、蓋をして柔らかい火で
コトコト煮込みます。途中で水分が減ってきたら、時々
カップ1杯程度のお湯を足しながら、1時間煮込みます。
豆が柔らかくなったら塩をして、さらに30分程煮て、
煮汁が少なくなれば出来上がりです。
煮ている時から良い香りがしてきて食欲をそそられます。
レンズ豆の頼りがいのあるしっかりした味が、ビーツの
自然な甘みと相まって、味のバランスも抜群。ベジでも
食べ応えがあって力がみなぎる感じです。
付け合わせは塩をしてたっぷりのオリーブオイルでゆっくり
炒めたズッキーニです。
時にはこんな煮込み料理をいかがでしょう。もちろん、
茹でたビーツでも代用できます!このお料理は、ベジタリアンの
方にとってはビーフシチューくらいの威力です。
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